今回の施術例のご紹介は、特定の方ではなく、一般論としての「脊柱側湾症」のお話です。
いわゆる「背骨のゆがみ」というのは、大なり小なり誰にでもあるもので、その程度が問題となります。
しかしそのゆがみが、誰にでもあるというレベルではなく、とてもひどくなっている状況を「脊柱側湾症」と呼び、病名がつきます。
これは、背骨をみると明らかにわかります。
奇形による先天的なものや、他の疾患に伴って発症するものもありますが、ある時期から原因もわからずに発症するものが多いようです。
僕も脊柱側湾症の方の施術経験があります。
方法としては、他の方と同じように施術をします。背骨やあばらの硬くなっている部分を、できるだけやわらげます。時間を多くいただければ手足などもやり、相乗作用でより大きな効果を狙います。
多くは原因も不明ですし、綺麗に元通りに治ったという経験はありません。
しかし、それに伴って現れている痛みや不快感に関しては効果的です。また、背筋が伸びるなど、ある程度のゆがみの改善もします。
もし対処法でお悩みの方がいましたら、オステオパシーの施術も一案としてご検討ください。
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