*個人が特定できないよう加工した情報ですが、「これは自分かもしれない、公開はやめてほしい」という方がいらっしゃいましたら、こちらまでご連絡ください。すぐに対応させていただきます

*過去に別ブログに書き、それを転載した記事もございます

2020年7月7日火曜日

首・肩のこり、目の疲れ、不眠ぎみ

 首・肩のこり、目の疲れ、不眠ぎみ、といらっしゃった方の施術例です。

 個人的に、不眠的な症状のある方というのは、首や肩、頭部に問題があることが多いように思います。

 首周辺の筋肉や関節がかたくなって緊張していると、やっぱり眠りづらくなると思うのです。


 初回は約30分コースをご希望で、背中の上部から首、肩周辺、頭に施術をさせていただきました。

 終わった時点でだいぶ軽くなったようです。別の施術所へ行くこともあるそうですが、それに比べてオステオパシーはとても良かった、とおっしゃっていただきました。

 3日後に、今度は約60分コースで2回目。

 今度は腰や股関節周辺を含め、より広範囲に施術をしました。体はつながっていてそれぞれ影響を及ぼし合っているので、その方がより効果的だと思います。また、頭への施術にもより時間をかけるようにしました。

 その約1週間後に3回目。2回目と同じ部位への施術をしました。最初と比べると、けっこう軽い状態になっているとのことでした。

 その約1週間後に4回目。首や頭部がある程度よくなり、別の部位にもっと気になるところがある、とのことでしたので、また施術する部位を変更しました。


 頭部への血液・リンパ液は、首を通って流れています。また、首と頭部は筋肉などがまたいでいて、比較的お互いの影響が大きな部位だといえます。

 首をやわらげると、ぼやーっとしていた視界が晴れ、「目が良く見える」とおっしゃる方もいます。

 目の疲れ、不眠的な症状、もちろん首や肩のこりでお困りの方も、ぜひ一度オステオパシーの施術を受けてみてはいかがでしょうか。

2020年6月14日日曜日

小顔

 先日いらっしゃった方が施術後に、「すごい、下を向くと眼鏡が落ちるようになった!」とおっしゃっていました。

 施術前と比べて顔が小さくなったため、そのようなことが起きたのだと思われます。

 ただしお断りしておきますが、オステオパシーの施術で顔の骨自体を小さくすることはできないと思います。

 しかし、頭や顔・あごへの施術はありますので(この方にもさせていただきました)、顔の左右のバランスが整い、筋肉のはり・むくみが減少するということは考えられます。そしてその結果として、顔が小さくなり、眼鏡がずり落ちるようになったのではないでしょうか。

「顔が小さくなった」「首が細くなった」というようなお話は他にも聞くことがあり、当ブログでも以前に紹介したことがあります。(→首が細くなり、めまいがなくなった)(→顔と首のむくみ、耳鳴り

 それをご覧になっていただくとおわかりかと思いますが、顔や首の状態が良くなることによって、めまいや耳鳴りなど頭部の症状に良い影響を与えることもあるようです。

 考えてみると、筋肉の緊張具合、血液やリンパ液の流れ、神経の働き、左右のバランスは、体の表面にも、体の機能にも影響を与えるはずです。

 ですからオステオパシーは、それらに働きかけ、皆さんの美容と健康に貢献できるのではないかと思うのです。

 なお、施術後に「ブーツを履くのが楽になった」とおっしゃる方もいらっしゃいます。その場合は、ふくらはぎが細くなったのですね。やはり、筋肉や関節をやわらげ、血液やリンパ液の流れをよくしておくことは、大事なのですね。

2020年5月12日火曜日

左右の足の長さが違う

 今回は個別の施術例ではなく、一般論を書かせていただきます。

「左右の足の長さが違う」とのご相談についてです。


 どこかの施術所に行き、「骨盤がずれていて足の長さが左右違っている」と言われる方が多いようなのですが、それは、手技療法界では有名なチェックポイントです。

 しかし個人的に思うのですが、骨盤でも腰骨でも膝でも足首でも、体中のどこにアンバランスがあっても、結果的に左右の足の長さは変化するでしょう。

 ですから、骨盤だけを特に重要視する必要はないと思うのです。

 また同じく、足の長さの違いだけを特に重要視する必要もないと思います。

 そのため当施術室では、特に気になっている方以外は、足の長さを左右比べてお知らせすることはありません。(もちろん、リクエストがありましたら拝見してお知らせいたします)

 足の長さの違いはあくまでチェックポイントの1つであり、特別にそこを重要視する必要はない、というスタンスで施術をおこなっているのです。

 しかし、普通に施術をして全体的なバランスを整えれば、自然と体は左右均等になっていくものです。

 そして左右の足の長さの違いが気になっている方でも、施術の結果として、「足の長さがそろってきた」「歩く時の着地のしかたが変わってきた」と言っていただけるケースは珍しくありません。
 

 ところで、その場合とは異なり、どう施術をしても変えられない足の長さの違いもあります。

 骨がもともと短いとか、軟骨のすり減りに左右差があるとか、体の組織自体に変化があって左右のアンバランスが出ている場合は、残念ながら施術によってそれを整えることはできないでしょう。

 しかし、それに伴う様々な症状をやわらげたり、より悪化しないように予防したりすることはできますので、その点はオステオパシーの施術にもメリットがあると思います。

2020年4月8日水曜日

オスグッド・シュラッター病

 成長期のスポーツなどの過剰な負荷によって、すねの骨(脛骨)の上端部分(膝のお皿の下の部分)が部分的に剥離し、そこに隆起や痛みが現れる疾病を、オスグッド・シュラッター病(またはオスグッド病)といいます。

 大腿四頭筋という筋肉群が、ももの前側にあります。そしてそれが膝のお皿を経由して、脛骨の上端部分に付着しています。

 この大腿四頭筋を酷使し、それが硬くなって伸び縮みしなくなると、筋の付着部である脛骨の上端部分に強い負荷がかかります。

 そして、成長期はまだこの部分の骨がやわらかいため、剥離してしまうことがあるのです。

(参考→「オスグッド病」|日本整形外科学会


 さて、成長期でスポーツをしていて、「オスグッド・シュラッター病だと言われた」といらっしゃった方の施術例をご紹介します。

 初回は約90分コースをご希望でしたので、ほぼ全身を施術させていただきました。

 痛む側の膝周辺は特に時間をかけて細かく施術し、一方で、反対の足や背骨の動きなども間接的に影響するでしょうから、全身的な施術をしました。

 2回目以後は約60分コースをご希望で、痛い側の膝周辺を中心に、両足全体、腰から首まで背骨全体、肩周辺の施術をさせていただきました。1回目から3回目までが、合わせておよそ1週間の間隔でした。

 そしてその1週間後に4回目、さらにその2週間後に5回目の施術を、同様にさせていただきました。

 痛みの強さや痛む頻度は段々と減っていて、この頃には痛みはなくなっていたそうです。

 そしてさらにその1か月後にいらっしゃいましたが、同じくその間、痛みは出なかったそうです。


 骨の剥離自体はオステオパシーで戻すことはできません。

 しかし、膝周辺の筋肉や関節の動きをやわらげることと、全身がやわらかくバランスよく動くように調整することで、痛む部分への負荷を減らすことができます。その結果、痛みが減ってきたのでしょう。

 この方の場合、その間にもスポーツは続けていました。しかし、柔軟体操をできるだけしっかりとして、膝周辺の筋肉をやわらかく保つようにお伝えしていました。

2020年3月11日水曜日

首から肩甲骨内側の痛み

 首から肩甲骨内側にかけて痛い、という方の施術例です。

 ご来室の約2年前に症状があらわれ、その後良くなったのですが、約2か月ほど前からまた痛くなってきたとのことです。

 整形外科に行ってMRIを撮り、薬を服用しているのですが、痛みは続いているとのことでした。椎間板のヘルニアが神経を刺激しているのではないか、といわれたそうです。

 椎間板というのは背骨と背骨の間に挟まっている軟骨です。そして、これが変形してしまい外側に向けて突出することを「椎間板ヘルニア」といいます。そのヘルニアが、首や肩甲骨内側に向けてのびている神経を圧迫・刺激しているのではないか、という話です。

 ただし疑問形なので、ヘルニアの有無や神経圧迫は明確でないのかもしれません。MRIを撮ればわかると思うのですが、又聞きの話になるので、よくわかりません。


 さて、施術です。

 約60分コースをご希望で、初回は首から腰まで背骨全体、肩甲骨と肩関節、骨盤、頭を施術させていただきました。背中や肩甲骨周辺には特に時間をかけました。

 オステオパシーにはとてもソフトなテクニックがあります。

 ですから、痛む部分もそういったテクニックでやわらげることができます。

 約1週間後に2回目のご来室。

 痛みは良くなったが、また少し悪くなってきた、とおっしゃっていました。予想外に、腰が軽くなったとおっしゃっていました。

 その後、約1週間に1回のペースで、同じ部位への施術を2回繰り返しました。そしてその1週間後に5回目の来室をされたときには、「もう痛みはない」とおっしゃっていました。

 本当にヘルニアがあって神経を圧迫・刺激していたのかは不明確な点がありますが、どちらにせよ、オステオパシーで歪んでいるところ・かたいところをやわらげることで、このような症状も軽くなることがあります。

2020年2月11日火曜日

腰痛、肩こり

 腰からお尻にかけて痛い、首から肩にかけてこる、という方の施術例です。


 ちなみに「腰痛」というと、背中の下が痛いという方と、お尻が痛いという方がいます。解剖学では一応、背中の下を「腰部」、お尻を「殿部」といいます。

 また「肩こり」というと、首がこるという方、肩甲骨の上がこるという方、肩甲骨の内側がこるという方がいます。これも解剖学では、肩甲骨の上は「下頚部」または「上部僧帽筋」、肩甲骨の内側は「肩甲間部」などといいます。また、背中の首に近いあたり全般は「上背部」などともいいます。

 一般的に「肩こり」といいますが、「肩こり」でこっている部分は解剖学的には「肩」ではありません。「肩」は腕の付け根の関節なのです。

 どうでもよい話なのですが(苦笑)、読み物として少し面白くなるかと思って書いてみました。


 さて施術例ですが、今の解剖学的定義ではこの方は、「腰から殿部にかけて痛い」「首から上部僧帽筋にかけてこる」と表現できる状況でした。

 初回は約60分コースで、首から腰まで背骨全体と、肩甲骨、肩関節、骨盤(お尻)、股関節を中心に施術させていただきました。

 約2週間後、腰痛も肩こりも軽くなったと、また来ていただきました。そして2回目も同じ施術をしました。

 その後、だいたい2週間に1度ぐらいの頻度で来ていただき、段々と軽くなっていったようです。

 そして初回から約3か月後、8回目にいらっしゃった時には、「毎日、わりと楽に過ごせるようになった」とおっしゃっていました。


 腰痛と肩こりがともにある方というのはよくいらっしゃるのですが、それゆえにあまり書いたことがないかもしれないと思い、比較的順調に良くなった人の例を書いてみた次第です。

2020年1月14日火曜日

腰の痛みと足のしびれ

 きっかけは特に思い当たらないけれど、2・3日前から腰の片側が痛く、そちら側の足全体にしびれがある、といらっしゃった方の施術例です。

 ちなみに詳しくおうかがいすると、1か月ぐらい前にも同様のことがあり、その時は自然に治ったそうです。


 初回は約30分コースをご希望で、主に腰と骨盤、股関節の施術をさせていただきました。ある程度施術部位をしぼり、そこに多くの時間をつかいました。

 翌日、2回目の施術に来ていただきました。

 そして、だいぶ良くなったとのことでした。

 2回目は約60分コースをご希望で、より広範囲に、腰から首まで背骨全体、足全体、肩周辺の施術をさせていただきました。

 そしてそれ以来お見えにならなかったのですが、約2か月後に、「重い物を持ったらまた腰が痛くなった」と再びいらっしゃいました。

 聞くと、最初の2回の施術の後、調子は良かったそうです。


 腰から足にかけて神経が通っているのですが、その経路のどこかに問題が生じると、しびれや神経痛などの症状が足にあらわれる場合があります。

 そしてオステオパシーでは、その経路に当たる部分の筋肉や関節をやわらげたり、他の部分をやわらげてその部分の負担を減らしたりして、そこが最大限うまく機能するように施術をします。

 そしてこの方も、その結果として、腰の痛みと足のしびれがともに良くなったのでしょう。

 ちなみに、きっかけが特になかったということなので、筋肉や関節、神経の働きなどが段々と悪くなってきていて、症状があらわれたのではないでしょうか。また、1か月前にも同じようなことが起き、自然に治ったのではないでしょうか。


 なお、しびれや神経痛などの神経の症状は、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などが原因になっている場合も、そうでない場合もあるようです。

 その有無をこちらで診断することはできないので、病院に行って画像撮影をしてもらうのも良いと思います。

 ただし、その有無に関わらず、オステオパシーの施術は可能です。

 そもそもかたい部分をやわらげているだけで害はありませんし、痛い部分には触れない、ごく弱い力を用いた技術を使う、などの選択肢もあり、皆様それぞれの状態に合わせた施術をしていますので、安心してご来室ください。