不定期的にいらっしゃている方が、「最近、たまに手首が痛くなる」とおっしゃっていたので、今回はそこにスポットを当てた施術例です。
約60分コースをお選びいただきました。他に気になるところもあるため、首から腰までの背骨全体、肩周辺、足全体、そして手首と、一か所にかける時間を減らしつつ、わりと広範囲の施術をさせていただきました。
ただし、手首に関しては比較的時間をかけ、細かく施術をしました。
以下の画像のように、前腕(肘から先)の骨は2本あり、それが手首の骨に連結をして関節を作っています。
意外かもしれませんが、手首の部分にはこのように、小石のような骨がたくさん集まっています。
そして、これらが少しずつ動くことでなめらかな手首の動きを実現しているのでしょうが、それに引っかかりが生じることがあります。
そこでオステオパシーでは、それを細かくチェックし、引っかかっている部分の動きをなめらかにします。結果、手首全体の動きが良くなる、血流が良くなる、痛みや不快感がやわらぐ、などの効果が望めるのです。
一度手首の施術をし、その約3週間後にその方がいらっしゃった時に尋ねてみたところ、手首はもう痛まなくなったそうです。そのため、その時には手首の施術はしませんでした。
もともと「たまに痛くなる」程度だったので、ひどい状態ではなかったのだと思われます。しかしオステオパシーの施術がお役に立っていたならばうれしいです。
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