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2019年12月3日火曜日

膝の痛み―杖なしでも歩けるようになった

 1か月ぐらい前から片方の膝が痛い、といらっしゃった方の施術例です。わりと高齢の方で、杖をついていらっしゃいました。

 また、体全体に疲れを感じているともおっしゃっていました。


 初回は約30分コースをご希望で、右膝を最優先にして時間を使いながら、腰から首まで背骨全体と、肩甲骨周辺、そして両足全体を短い時間内で施術させていただきました。

 翌日またご来室され、昨日よりも膝の痛みが軽くなっている、とのことでした。そして今度は約60コースをご希望で、前日と同じ範囲内で、かつ1か所あたりを細かく施術させていただきました。

 以後、もう1度翌日にいらっしゃり、その後は週に3回、週に2回、週に1回と間隔を開けながら施術を繰り返しました。

 そして、初回から約40日経過し、11回目にいらっしゃった時にはだいぶよくなっていて、杖なしでも歩けるようになったそうです。また、体全体も軽くなってきたとおっしゃっていました。

 確かに僕の感覚でも、状態はどんどん良くなっていたと思います。

 膝を含めて体全体の関節や筋肉などがやわらぎ、痛みや疲れがやわらいだのでしょう。


 杖をついて来た方が、杖なしでも歩けるようになる、ということは現実に起こります。

 もちろん、すべての方がそうなるわけではありません。この方の場合、痛みが慢性化しているわけではありませんでしたし、頻繁に来ていただきましたし、良い条件が重なったのだと思います。

 しかしこういうことは起きますし、そうでなくても何らかのプラスの効果は期待できますので、膝が痛い方は一度、オステオパシーを試してみてはいかがでしょうか。

2019年11月6日水曜日

自律神経失調症

「自律神経失調症」と呼ばれる症状があります。

 その前に、用語の説明をしておきましょう。

 まずここでいう「神経」ですが、人体には、電気信号を伝えるコードのようなものが張り巡らされています。それが神経と呼ばれています。

 そして脳も神経の塊で、「腕を曲げろ」という命令を脳から神経に伝えたり、「何かに触った」という感覚を指から脳に伝えたりするのが、すべて神経の働きとなります。

 そんな神経の中に、自律神経と呼ばれる部分があります。

 これは、本人の意志とは関係なく自律的に働く神経なので、そう呼ばれています。

 心臓の鼓動が早くなったり、血管を収縮して血圧を高めたり、眠くなったり、胃腸の血流を良くして消化・吸収を促進したりするのが、自律神経の働きです。

 ちなみに自律神経には、交感神経と副交感神経があります。前者は緊張・戦闘時に強く働く自律神経で、後者はリラックス・休息時に強く働く自律神経です。そしてこの2つの自律神経が状況に応じて適切に働くことで、人は安定した生活を送っているのです。


 さて、ここからが自律神経失調症についての説明となります。

 自律神経失調症とは要するに、この自律神経がうまく働かなくなってしまう状態のことをいいます。

 そして、何もしてないのに心臓の鼓動が激しくなるとか、胃腸の具合がよくないとか、体がほてるとか、疲れやすいといった症状が現れます。また、肩こりや腰痛などとして症状が現れる場合もあります。

 それらの症状は、例えば心臓の病気、胃腸の病気など、個別の病気の結果として現れることもあります。

 しかし、そういった明確な原因がなく、自律神経の働きの悪化によって症状が出ているものあわせて、自律神経失調症と呼んでいるわけです。


 さて、このような自律神経失調症の方にも、オステオパシーの施術はメリットがあると僕は思っています。

 オステオパシーでは体の様々な部分をやわらげ、そのゆがみを整えるのですが、その結果として血液の流れや神経の働きにも良い影響を及ぼすからです。

 そして実際、自律神経失調症やそれに近い状態の方が、定期的、不定期的にいらっしゃることは珍しくありません。

 自律神経失調症は、生活習慣の乱れや心理的ストレスの蓄積から起きるといわれていますが、オステオパシーは逆に、それを癒し、回復させる効果があるのではないでしょうか。

 ちなみに、リラックスして、施術中に寝てしまう方も多いです。

2019年10月8日火曜日

首の痛み、その原因は…

 くしゃみなどの時に首が痛い、といらっしゃった方の施術例です。また、その際に「カクッ」と引っかかるような感覚もある、とおっしゃっていました。

 初回は約60分コースで、腰から首まで背骨全体、肩周辺、股関節周辺と、体の中心部分を全体的にさせていただきました。

 約1週間後に再びいらっしゃった時にお話を聞くと、「少し楽になった」とおっしゃっていました。

 その2回目も約60分コースで、同じ部位への施術をしました。

 そして約2週間後にいらっしゃった時には、「しばらく調子が良かったが、ここ数日また調子が悪くなってきた」とおっしゃっていました。

 また同じ施術をしましたが、その分また楽になったと思います。


 実は…、この方は首よりも、背中の上部の方が、かたく、ゆがんでいたと僕は思いました。

 そしてこういう方は珍しくなく、首に痛みや不具合を訴えていても、実はその下の部分である背中の上部の方が悪い、と感じられるケースは経験上よくあるのです。

 もちろん首自体にも問題があるのですが、比較すると、その下の部分の問題の方が目立つ、ということです。


 人体は複雑ですので、「〇〇が原因で、●●という症状が出ている」という単純化はできないと思います。

 しかし、体はつながっていますので、自覚のないところにも悪いところがあって、それが他の部分に影響していることはよくあると思うのです。

 そういうことを感じた施術例でした。

2019年9月17日火曜日

夜よく眠れないぐらいの神経痛

 片側の背中とお尻にしびれがあり、歩いているとそちら側のももや膝周りがつってくる、といらっしゃった方の施術例です。しびれのため、夜に何度も目が覚めてよく眠れない、ともおっしゃっていました。

 症状はご来室の数年前からあり、約1年前、約半年前と、段階的に悪くなってきたそうです。またその間、病院や「はり」にも通ったそうです。

 なお、「しびれ」と「つる」こととを合わせて「神経痛」と呼んでよいのではないかと思い、今回の記事のタイトルも神経痛とさせていただきました。


 施術時間は毎回約90分コースをご希望で、首から腰まで背骨全体と、手足、頭の施術をしました。

 その後、時間配分を変え、あばら骨も施術するようにしました。

 そして時間的都合でたまに60分コースをしつつも、最初は週に2回、その後は1~2週に1回ぐらいのペースで、続けて来ていただきました。

 何らかの効果を感じて通っていただき、良くなったり悪くなったり、また「しびれ」や「つる」場所がたまに変化しつつも、症状は徐々に楽になっていったようです。

 体全体がやわらかく、バランスよくなっていくのも、ご本人と僕で実感していました。

 そして、一週間のうち症状が強まるのが1日、などわりと楽な期間も出てきたようです。


 ところが、約半年ほど施術を繰り返していただいた後、また症状が悪化してきました。

 日中も寝る時も良くなかった、という日が現れてきました。

 そしてその後、この方はいらっしゃらなくなりました。

 なぜまた悪化してきたのでしょう…?
 
 もちろん、いろいろな要因が考えられます。毎日オステオパシーの施術をしているわけではありませんし、日々の生活やストレスもあるのですから。

 ですから、一定のメリットはあったものの、オステオパシーだけですべてが解決するわけではない、と実感した経験でもありました。

2019年8月13日火曜日

肩の強い痛み

 片側の肩がとても痛む、といらっしゃった方の施術例です。

 その2週間ぐらい前から肩の前後が痛く、少し動かしても痛いし、寝るときに仰向けになる際に重力で肩が床の方に落ちて痛む、とおっしゃていました。重い物を持ったことがきっかけだったかもしれない、とのことでした。

 一度整形外科に行って注射をしてもらったらしいのですが、特に効果はなかったとおっしゃっていました。


 初回は約10分コースで、右肩周辺だけをさせていただきました。

 オステオパシーの施術に何らかのメリットを感じていただいたようで、2回目はその2日後、今度は約30分コースでご予約を取っていただき、背中の上部から首、右腕全体を中心にさせていただきました。

 この時には徐々に痛みが減っていたようで、施術中にお眠りになっていました。仰向けになるだけで痛む、という状況は脱したようです。また、施術をしている僕の感覚でも、段々と右肩周辺がやわらかくなっていたと思います。

 なお、肩だけでなく肘もとてもかたくて、それが肩にも影響していたのではないかと思います。


 その後は数日おきに、3回目、4回目と、同じ部位の施術をさせていただきました。

 4回目にいらっしゃった時には、痛みもある程度おさまっていたようです。また、肩の前後ではなく、腕の「力こぶ」の部分が痛いとおっしゃっていました。

 4回目の施術を終了した時点で、「前よりは良くなったし、来るのをやめて様子を見ます」とおっしゃり、ご予約は取らないことになりました。

 いろいろな要素でそうご判断されたのだと思いますが、オステオパシーの施術に一定のメリットはあったようで、とりあえずは強い痛みが減って良かったです。

 また、何かのきっかけがあって痛めたものならば、今後さらに自然治癒していく傾向がある、ということもお伝えさせていただきました。

2019年7月9日火曜日

施術後たっぷり寝られた

 施術後の様子について興味深いお話をうかがったので、今回はそれを施術例としてご紹介してみます。

 肩こりと、疲れが取れにくい時がある、と最初にいらっしゃったその方を、約90分コースで施術させていただきました。

 90分ですので、背骨、手足、頭を含め、全身にわたる施術をすることができました。

 その後2回目にいらっしゃった時に、前回の施術後の様子をうかがいましたら、施術を受けたその日はたっぷり寝られたとのことでした。

 そしてそのたっぷりがものすごく、24時間近かったとのこと。僕も驚きました。今も、聞き間違えではなかったかと少し思っています(笑)

 しかし正確な時間はともかく、たっぷり寝られたというのは間違いないようで、また、少し高かった血圧も下がったようだとおっしゃっていました。


 オステオパシーの施術をすると、筋肉がやわらぎ、血流や神経の働きもよくなるせいか、眠くなるという方は大変多くいらっしゃいます。

 経験的に、施術中一度は眠ってしまう方が、半数近くいるようにも思います。

 ちなみに「神経」には、体への刺激を脳に伝えたり筋肉に動きの命令を出す「体性神経」と、血管の径や内臓の働きなどを自律的に調節する「自律神経」があります。

 そして自律神経は、緊張・戦闘モードの時に強く働く「交感神経」と、安心・休息モードの時に強く働く「副交感神経」があります。

 オステオパシーの施術をすると、交感神経優位だった体の状態が副交感神経優位になるように思えます。

 そしてこの方のように、眠くなる、血圧が下がるというお声の他、お腹がすく、お通じが良くなる、などのお声を聞くことも珍しくないのです。

2019年6月11日火曜日

靴底の減りが左右均等になった

 定期的に来ていただいている方に興味深いお話をうかがいましたので、今回はそれをご紹介させていただきます。


 この方は、約90分コースを、月に2回ぐらいのペースで数年にかけて続けています。

 最初は痛みなどがあってご来室されました。そして以後、何らかのメリットを感じて長期間続けて来ていただいています。


 その間に、「体のゆがみ」も整い、(体のゆがみ方というのは毎日少しずつ変化しますが)一定以上良い状態を保てているようです。

 僕から見ても、左右の耳の高さ、方の高さ、足の開き方などが当初より左右均等になったと思えるのです。


 そして先日、「ここに来るようになって、靴底の減りが左右均等になった」とおっしゃっていただきました。

 興味深いことですが、しかし考えてみると、特に不思議なことではありません。

 体のゆがみが整いバランスが良くなれば、当然歩行時の着地のしかたも変わってきます。そのため、靴底の減り方にも変化が出てきたのでしょう。

 もちろん状況は人それぞれですので個人差もあるでしょうが、オステオパシーにはこのようなメリットもあるといえるのではないでしょうか。 

2019年5月2日木曜日

むち打ち症(追突事故後の首の痛み)

 何年か前に追突事故後に遭い、それ以来首が痛い、という方の施術例です。

 追突事故では、首が前後に「むちがしなる」ように動き、それで捻挫をしてしまうことがあります。そしてそんな首の捻挫の総称が、「むち打ち症」などと呼ばれています。


 初回は約60分コース。僕の経験上、むち打ち症の方は首だけでなく、背中の上部まで傷めているように思えます。ですから首から背中の上部にもっとも時間をつかいつつ、背骨全体、肩周辺、股関節周辺と、体の中心部分全体を施術させていただきました。

 2回目は約2週間後にご来室。特に変化は感じないとおっしゃっていました。しかし僕が触った感覚では、前回よりも筋肉や関節がやわらかいと思いました。同じく約60分コースで、同じ施術をしました。


 3回目も約2週間後で、同じく特に変化は感じないとおっしゃっていました。同じく約60分コースで、今回は腰などの時間を少し減らし、そのぶん頭の施術をしました。

 頭への施術はオステオパシー特有のものですが、首も含めて、全身の弛緩が期待できる技法です。


 さらに約2週間後の4回目にいらっしゃった時に、現時点で痛みはあまり強くないとおっしゃっていました。僕が触った感覚でも、全体的に段々と良い状態になっているように思えました。施術は、3回目と同じ部位をしました。

 その後、同じく約2週間おきに、5回目、6回目の施術をしました。

 そして7回目のご来室の時には、痛みがなくなった、とのことでした。


 追突事故で傷めた組織が治る過程で、周辺の組織が強張ってしまい、そのまま痛みが残る場合があるようです。そしてオステオパシーの施術により、段々とそれがやわらかくなり、それに伴って痛みも減ってきたのではないでしょうか。

2019年4月9日火曜日

足の”すね”が痛い

 足の”すね”の部分(前から外側にかけて)が痛い、といらっしゃった方の施術例です。

 すねの部分には、足首や足の指を曲げる筋肉が付着しています。ふくらはぎが痛いという人よりは珍しい印象ですが、もちろん痛くなる方もいらっしゃいます。 


 初回は約30分コースをご希望で、骨盤部から両足の先まで、主に下半身全体を施術しました。

 およそ1週間後に2回目の来室。すねの痛みはそんなに気にならなくなったようですが、その日はちょっと腰が気になる、とのことでした。そして約60分コースをご希望されたので、足腰全体を中心に、背中や首、肩周辺も施術させていただきました。

 3回目もおよそ1週間後で、約60分コース。この時は、腰はそんなに気にならないがまた”すね”が気になる、とのことでした。大体同じ部位をまた施術しましたが、時間配分を少し変えて、右足に多めの時間をつかいました。

 4回目もおよそ1週間後で、約60分コース。この時点で、”すね”の痛みはまた気にならなくなっていたそうです。

 以後、すね以外に気になるところがあって何度か施術をしましたが、すねの痛みはそれ以来現れていないようです。

 また、およそ週1回の施術を7回ほど繰り返した時点で、特に気になるところはなくなったとおっしゃっていただきました。

 全体的に段々と良い状態になっていったようで、よかったです。

2019年3月13日水曜日

呼吸困難

 数週間に1度ぐらいの間隔で定期的にいらっしゃっていただいている方が、先日の帰り際にこんなことをおっしゃっていました。

「○○の時にいつも息が苦しくなっていたんですけど、おかげさまで最近それがなくなってきました」

 どうも、特定の状況下において呼吸困難を起こしていたようなのです。

 もしかして、パニック発作、もしくはそれに近い状況だったのかもしれません。

 そして、どこまでがオステオパシーの「おかげさまで」かはわからないのですが、施術をすることで自律神経の働きが良くなって、そういった症状にも良い影響が出たのかもしれません。

 また、横隔膜やあばら骨をやわらげる施術をしていましたので、単純に「呼吸器の働きが良くなった」ため、そういった変化が見られた可能性もあります。

 とにかく、オステオパシーの施術では体全体の機能向上が期待できます。

 ですから筋肉や関節の問題以外でも、このようにお役に立てる場合がありますので、何らかの不調がある方は一度、お試しになってみてはいかがでしょうか。

2019年2月6日水曜日

片腕全体のしびれ

 数週間前から片腕全体がしびれる、といらっしゃった方の施術例です。

 なお、最初は指先だけだったのが、徐々に腕全体に広がってきたそうです。


 首から腕にかけて神経が走っているのですが、その経路のどこかに問題があると、しびれが出てくる場合があります。

 この方も、そのパターンなのかと思いました。

 ちなみに下半身では、腰から足にかけて神経が走っています。


 さて施術ですが、約30分コースで、首から背中の上部、あばら骨、そしてしびれている側の腕全体を主にさせていただきました。

 神経を刺激しないようにするためと、ご本人の希望もあり、とてもソフトなテクニックを使って施術をしました。

 予想していたのですが、やはり首や肩がとてもかたくなっていました。

 そしてそれらをやわらげ、各回1週間とあけずに3回ほど同じ施術を繰り返しました。

 3回目にいらっしゃった時には、だいぶよくなったとおっしゃっていました。


 オステオパシーには関節をポキっと鳴らすようなテクニックもありますが、今回用いたようなとてもソフトなテクニックもあります。

 そしてご本人の状況に合わせてそれらを使い分けますので、様々な方に対応可能なのです。

2019年1月8日火曜日

体のゆがみの予防と管理

 どかかが痛いわけでもないのですが、「体のゆがみ」が気になって不定期的にいらっしゃっている方もいます。今回はそんなお1人の施術例です。

 この方は最初、歩いている時に片足のつま先が外を向いてしまう、といらっしゃいました。

 この方の場合はそれが強くて気になるほどだったのですが、そうでなくても、例えば仰向けに寝た時に、片方のつま先がもう片方と比べると大きく外に開いている、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 そしてそんな「体のゆがみ」の原因なのですが、実はこれは、「○○がゆがんでいる」と簡単には言えないものだと、僕は思っています。

 というのも、今回のこの方の場合は、その足の根元である骨盤・股関節の他、膝もねじれた状態になっていました。膝がねじれれば、つま先の向きも変わりますよね。

 また、足のねじれに合わせるように、腰骨(こしぼね)もねじれていました。

 このように、体というのはつながっていてお互いに影響しあっていますので、簡単にいうならば、「いろいろなところのゆがみが原因」だといえると思うのです。


 この方は、初回は約30分コースをご希望で、主に腰骨から足全体を施術させていただきました。

 気になっている側と反対の足も、全体的に施術しました。それも影響しているでしょうし、この方の場合は過去にそちらの足に怪我をしていて、その影響もあったと思います。

 そして、週に1~3回ぐらいで同様の施術を繰り返すと、体が整ってきて歩きやすくなるようです。

 その後、調子がよいとしばらくいらっしゃらない場合もありますが、調子が悪くなってくるとまたいらっしゃって、しばらく頻繁に来ていただきます。

 また、時々は約60分コースで、足腰だけでなくより広範囲にさせていただくこともあります。

 体は日々変化していますし、体がゆがんでいる方というのは悪い癖がついているものですが、こうやって施術を繰り返すことで結果的に、ある程度良い状態(ゆがみの少ない状態)を保てていると思います。

 また、ゆがみを整えることで、筋肉などの軟組織もやわらぎ、バランスよく効率的に動けるようになるので、体も楽になるはずです。

 ゆがみへの対処というのは、やはりオステオパシーなどの手技療法がベストの選択ではないでしょうか(+日々の姿勢改善+体操や運動)。