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2020年3月11日水曜日

首から肩甲骨内側の痛み

 首から肩甲骨内側にかけて痛い、という方の施術例です。

 ご来室の約2年前に症状があらわれ、その後良くなったのですが、約2か月ほど前からまた痛くなってきたとのことです。

 整形外科に行ってMRIを撮り、薬を服用しているのですが、痛みは続いているとのことでした。椎間板のヘルニアが神経を刺激しているのではないか、といわれたそうです。

 椎間板というのは背骨と背骨の間に挟まっている軟骨です。そして、これが変形してしまい外側に向けて突出することを「椎間板ヘルニア」といいます。そのヘルニアが、首や肩甲骨内側に向けてのびている神経を圧迫・刺激しているのではないか、という話です。

 ただし疑問形なので、ヘルニアの有無や神経圧迫は明確でないのかもしれません。MRIを撮ればわかると思うのですが、又聞きの話になるので、よくわかりません。


 さて、施術です。

 約60分コースをご希望で、初回は首から腰まで背骨全体、肩甲骨と肩関節、骨盤、頭を施術させていただきました。背中や肩甲骨周辺には特に時間をかけました。

 オステオパシーにはとてもソフトなテクニックがあります。

 ですから、痛む部分もそういったテクニックでやわらげることができます。

 約1週間後に2回目のご来室。

 痛みは良くなったが、また少し悪くなってきた、とおっしゃっていました。予想外に、腰が軽くなったとおっしゃっていました。

 その後、約1週間に1回のペースで、同じ部位への施術を2回繰り返しました。そしてその1週間後に5回目の来室をされたときには、「もう痛みはない」とおっしゃっていました。

 本当にヘルニアがあって神経を圧迫・刺激していたのかは不明確な点がありますが、どちらにせよ、オステオパシーで歪んでいるところ・かたいところをやわらげることで、このような症状も軽くなることがあります。