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2016年3月3日木曜日

変形性股関節症、膝の痛み、肩こり・肩甲骨の間のこり

 変形性股関節症があり、長い期間通っていただいている方の施術例です。

 最初にいらっしゃった時の状態では、左右に変形性股関節症があり、左が特に進行していて整形外科では手術をすすめられていて、右ひざに痛み、肩こり・肩甲骨の間のこりもありました。

 当施術室にいらっしゃる半年ほど前から別の手技療法の施術も受けており、いろいろなことを考慮して、手術を望んでいない方でした。


 初回は60分、左右の足全体と、背中の上部、肩周辺を施術しました。

 全体に多少楽になったようで、約1週間に1回のペースで6回ほどお越しになりました。

 その後、施術時間を延ばして90分に。90分ですと、ほぼ全身の施術ができます。

 約1週間に1回の施術を4年近く続けていただき、ここ3ヶ月は施術時間をまた60分にしました。

 手術をすすめられていた股関節ですが現在、痛みは減り、可動範囲も増えています。

 X線像でどう写るかはわかりませんが、ご本人の自覚、僕の触った感覚としては、4年前より悪化しているどころか、明らかに良くなっています。

 また、右ひざの痛みや肩こり・肩甲骨の間のこりもなくなりました。

 もちろん、時によって調子の悪い時はありますが、すぐに元に戻りやすくなっていて、基本的には全体として良くなっていると思います。


 外科手術よりもオステオパシーのほうが良い、と短絡的には言えません。

 人それぞれの状況や事情がありますし、このような決断はある種の賭けでもありますので、結局はご本人の決断次第なのだと思います。

 しかし、保存的な方法を選択したいという方には、オステオパシーはおすすめです。

 この方のようなケースもありますので、1つの選択肢としてご検討ください。