首が痛い、といらっしゃった方の施術例です。
慢性的に痛い時と急性的に痛くなった時の両方を施術していますので、どちらもご紹介します。
最初は、「毎日寝違えてるみたいです」と慢性的な痛みを訴えていらっしゃいました。
肩こりもあり、足に気になるところもあったので、首と肩甲骨を最優先しながら、背骨全体、肩周辺、足全体と広範囲に約60分コースで施術をしました。
施術をすると軽くなったようで、「毎日寝違えてるみたい」な状態もやわらいだようです。
約3週間後に、「また首や肩が重い」といらっしゃったので、また同じ部位の施術をしました。
その約2週間後に今度は、「寝違えた」とおっしゃっていらっしゃいました。
特に施術方法に変更はないのですが、もちろん痛い部分を刺激しないように、技法を変えつつまた同じ部位に施術をしました。
次にまたいらっしゃった時には、「あの時から良くなってたけど、強い刺激を与えてしまい、また痛めてしまった」とおっしゃっていました。また同じ施術をしました。
分析するとこの方は、基本的に首周辺がかたくなりやすいようです。そしてそれがひどくなったり弱まったりしていて、また、かたい状態で限界以上の刺激が入ると、「寝違い」などの急性痛となるのでしょう。
運動など生活習慣を変えるか、こちらに定期的に来ていただくことで、日常的なかたさのレベルをやわらげ、急性痛になる確率を下げることができると思います。
一方、急性痛が起きた場合、基本的には時間とともによくなっていくと思うのですが、施術をすることでそれを早めることができると思います。