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2023年12月17日日曜日

腰痛、肩こり

  腰痛と肩こりがあるといらっしゃった方の施術例です。腰は慢性的に痛くて、その1か月前にはぎっくり腰にもなったそうです。比較すると、腰痛の方が肩こりより辛いとおっしゃっていました。

 初回は約60分コースで、腰から首までの背骨全体、肩周辺、骨盤・股関節周辺と、体の中心部分を全体的に施術しました。腰の骨がとても固くなっていたのが印象的でした。それを含めて体の中心部全体をやわらげたところ、軽くなったようです。

 それから数週間に1回のペースで、同じく約60分コースで、だいたい同じ部位の施術をしました。初回に印象的だった腰の骨の固さも含めて、だんだんと体がやわらいでいる印象を受けました。

 4回目にいらっしゃった時点で、「特につらいところはない」とおっしゃっていただきました。それでも探せば悪いところはありますので、まただいたい同じ部位の施術をして、体をより良い状態にしていきます。より体が軽くなると思いますし、今後の腰痛や肩こりの予防にもなると思います。


 腰痛と肩こりがある方に、約60分コースで、体の中心部分を全体的に施術する、というのはよくあるパターンでして、ふとそれに気づいてご紹介してみました。皆様一人一人に合わせた施術をしていますので、だから何だという話でもあるのですが…。

2023年11月17日金曜日

「どこも悪くありません!」

  およそ月に一度ぐらいのペースで、メンテナンスに来ていただく方の施術例です。ある時、いらっしゃって具合を尋ねましたら、「どこも悪くありません!」とお答えいただきました。こちらとしてもうれしくなるお返事でした。

 施術は約60分コース。足腰に主に時間を割きつつ、できるだけ上の方まで施術をしました。拝見すると、膝や股関節がまあまあ固かったのが印象的でした。施術後はいつものように、「軽くなった」とおっしゃっていただきました。


 実はこの方、最初は膝が痛くていらっしゃったのです。何度か施術を繰り返していたら膝の痛みがなくなってきて、それでも定期的にメンテナンスに来ていただいている状況でした。ちなみに、それをこちらから強制することはありませんのでご安心ください。

 おそらく、最近の状態でも痛みは出ないのでしょう。しかし痛くなくても悪いところというのはあるものでして、そういう部分を施術してやわらげておけば、より可動範囲が増えて日常生活を送りやすかったり、体が軽い感覚があったり、今後悪くなることの予防になったりすると思います。

「どこも悪くないけど、体をより良い状態にしたい」とお考えの方にも、オステオパシーはおすすめです。


2023年10月22日日曜日

腰が痛くて、伸びない

 「腰が痛い」と腰を丸めていらっしゃった方の施術例です。


 初回は約10分コースをご希望でした。ちょうど痛いとおっしゃっていた腰のあたりだけを施術しました。軽くなった、とおっしゃり帰っていただいたのですが、来た時より腰が伸びているのが印象的でした。硬くなって伸ばせなかった腰が、伸ばせるようになったようです。

 約1週間後に2回目のご来室。前回の施術後よくなっていたが、その日に中腰になったらまた痛くなってきた、とのこと。その時は、腰に最も時間を使いつつ、背中や足全体の施術をしました。また軽くなったようです。

 以来この方は、調子が悪くなるといらっしゃいます。だいたいが腰のあたりが痛くていらっしゃり、たまにそれがお尻の上の方に広がっていることや、背中の下の方が痛いということもあります。3回目は、2回目の約2か月後でした。


 いらっしゃるときは、程度の差はありますが腰が丸まり気味の時が多いです。拝見すると、確かに腰骨の動きが悪くなっていて、特に「伸展」という伸ばす動きに引っ掛かりを感じます。

 オステオパシーでは、その動きの悪さをやわらげ、腰の動きをよくします。結果的に、痛みが軽くなり、腰が伸びてお帰りになるのでしょう。腰が痛い、伸びない、という方は、ぜひ一度オステオパシーをお試しください。

2023年9月15日金曜日

歩幅が狭くなった、歩くのが遅くなった

  今回は個別の施術例ではなく、一般的な話です。

「歩幅が狭くなってきた」「歩くのが遅くなってきた」というお話をうかがうことがあります。

 そしてその直接的原因は、股関節の可動域だと思います。股関節とは脚の付け根の関節で、お尻やももの筋肉によって動かされています。人間が歩行するときにもっとも動く部分であり、車に例えるならエンジンだといえるでしょう(そうすると、足がタイヤですね)。

 ですからそういう方へは、股関節の施術をします。また、それとの関連性が大きいと思われる、骨盤、腰、膝なども一緒に施術をすることが多いです。

 そして股関節の可動範囲が増すと、やはり「歩幅が広がった」「歩くのが速くなった」というお声を聞くことができます。

 加えて、「自分で爪を切れなかったが、切れるようになった」「立ったまま靴を履けるようになった」などのお声を聞くこともあります。これらも、股関節の可動範囲が広がったことによる影響が大きいと思われます。


 股関節がやわらかければやわらかいほど、いろいろなことができるようになります。もちろんそれは股関節だけでなく、体のどの部分もそうなのですが、股関節は体の構造上、特に重要性が大きいようにも思えるのです(肩関節と股関節は、体の中でも特に可動範囲が大きい部分なのです)。

 ご自分でストレッチなどして可動範囲を保つことも良いと思いますが、ご自分でできない部分をやわらげたり、股関節に関連の大きい他の部分もやわらげたりできますので、「歩幅が狭くなってきた」「歩くのが遅くなってきた」ことでお困りの方は、ぜひ一度オステオパシーをお試しください。

2023年8月18日金曜日

痛むことの多かった腰が、安定

  腰が痛むことが多く、その1週間ほど前にぎっくり腰をした、といらっしゃった方の施術例です。ぎっくり腰も、約半年の間に3回目になるそうです。


 初回は約60分コースで、腰周辺にもっとも時間をかけ、あとは背骨全体、肩周辺、骨盤股関節と膝の周辺を施術しました。


 約3週間後に2回目。前回の施術後痛みが軽くなったが、段々とまた痛くなってきたそうです。

 この時は約30分コースで、前回より範囲を絞り、腰周辺、骨盤股関節周辺などを施術しました。


 約1か月後に3回目。しばらく調子が良かったようですが、ここ3日ぐらいまた腰が痛くなってきた、とのことです。加えて、背中の下の方やふくらはぎなどにも痛みが出てきたとのことでした。

 この時は約60分コース。少し時間配分を変えて、一か所にかける時間を部分的に減らし、背骨全体、肩周辺、足全体を施術しました。

 ふくらはぎには、足首や足の指を動かす筋肉がついているのですが、神経を通じて腰からの影響を受けることもあります。どちらも考えられるため、今まで通りに腰周辺と、足全体の施術をしました。


 約1週間後に4回目で、同じく約60分コース。施術後は楽だったが、また同じように痛くなってきたとのこと。この時も前回と同じ部位の施術をしました。


 約1週間後に5回目で、約60分コース。背中の下の方やふくらはぎの痛みは消えたけど、腰はその時点でまだ痛いとのことでした。大体同じ部位への施術をしましたが、その中でまた少し時間配分を変えました。


 その後、1~2週間に1回のペースで施術を続け、段々と状態が安定してきたようでした。そして、8回目から約3週間空いた9回目にいらっしゃたときには、特に痛いところはなく良い状態が続いていた、とおっしゃっていただきました。


「1回施術をしたら痛みがなくなり、それからずっと良い」となれば理想的ですが、過去の経緯や生活習慣などの影響で、なかなか理想通りにはいかない現実もあります。

 しかし、適切なタイミングで施術を繰り返せば、段々と状態も良くなっていくと思います。そして痛みのない状態で安定してきたというのが、今回の施術例ではないでしょうか。

2023年7月21日金曜日

両膝が痛い

  両膝が痛い、といらっしゃた方の施術例です。他、体全体のゆがみも気になるとのことでした。

 整形外科でX線撮影をしたところ、「膝の軟骨がすり減ってるようだ」といわれたそうです。ただし、軟骨はX線には映りませんので、膝関節の骨と骨の隙間が小さくなっていて、そこから軟骨がすり減っていると推測されたのだと思います。


 初回は約90分コースをご希望で、膝を含めた脚全体、腕全体、背骨、頭と、全体的に施術をしました。

 経験的に、膝に痛みのある方は、膝自体にももちろん問題があるのですが、股関節や、反対側の脚にも問題があることが多いようです。

「右の股関節はあちらの方向にゆがんでいる、左の股関節はこちらの方向に歪んでいる、そして膝も…」という具合に、左右の脚全体が、それぞれ別々のゆがみ方をしているのです。

 体の各部位はつながっていて、お互いに影響を与え合っているということです。

 ですから、広範囲に施術をしてできるだけ体全体のバランスを取ることが重要かと思います。

 そしてこの方の場合、膝は特に時間をかけて細かく施術しました。


 2回目は約1か月後、約60分コースをご希望でした。施術後しばらくよかったが、時間が経ちまた痛くなってきた、とのことでした。

 この時は約60分コースでしたので、脚と腰を重点的に、そして可能な限り上の方まで施術をしました。


 3回目、4回目と、同じく約1か月後、約60分コースでした。

 月に1回ぐらいの頻度だったのですが、4回目にいらっしゃった時には、「初めて来たときよりはだいぶ良い」とおっしゃっていただきました。そしてその時点で悪い部分を施術し、より良い状態にしました。


 なお、たとえ同じように軟骨がすり減っていても、痛みが強く出る場合も、そうでもない場合もあるようです。日によっても違いがあるでしょう。

 周辺組織や体全体のコンディションによって、痛みの程度は変わるのだと思います。そしてオステオパシーはそれらを整えることができると思いますので、軟骨がすり減っているという方でも、よろしければご相談ください。

2023年6月18日日曜日

手のひらと足の裏の軽いしびれ

 手のひら・足の裏に軽いしびれがある、といらっしゃった方の施術例です。

 しびれというと、首から出て腕に走っている神経、腰から出て脚に走っている神経が刺激されてしまい、片側だけや、腕全体・足全体に起きることが多いと思います。

 しかしこの方の場合、左右両方であり、手のひらと足の裏だけであり、珍しいケースだったかもしれません。


 初回は、約60分コースをお選びいただきました。可能な限り範囲を広げ、体幹部と手足全体を施術しました。


 約1週間後に再びいらっしゃり、今度は約90分コースをお選びいただきました。いらっしゃった時点で、しびれは軽くなっているとおっしゃっていました。

 今回も体幹部と手足全体を施術しましたが、30分長いため当然、前回以上に一か所ずつに時間を使うことができました。また、頭への施術も加えました。


 また約1週間後に3回目、さらにしびれは軽くなっているとのことでした。同じく約90分コースをお選びいただき、今回も大体前回と同じ部位の施術をしました。

 そしてまた約1週間後にいらっしゃった時には、しびれは消えてしまったとおっしゃっていました。


 前述のとおり、珍しいしびれの現れ方だったと思います。しかし、することは特別に変わらず、全体的に硬いところをやわらげ、ゆがみを整えました。結果として、血流や神経の働きに良い影響があり、しびれが消えてしまったのだと思います。

 いろいろなしびれがあり、原因を特定するのが難しい場合もあると思います。しかしこのようにオステオパシーがお役に立つ場合もありますので、よろしければ一度ご相談ください。

2023年5月26日金曜日

片側のあばら骨周辺が痛い

 片側のあばら骨周辺が痛い、といらっしゃった方の施術例です。背中の下半分ぐらいからあばら骨に沿うようにその前面まで痛い、とのことです。

 ぶつけた記憶はないけれど、重い物を上げ下げした際に痛くしたかもしれない、とおっしゃっていました。


 約10分コースをご希望で、痛い側のあばら骨と肩周辺に範囲をしぼって施術をしました。オステオパシーには、あばら骨への施術もあります。

 肩を動かす際に使われる筋肉が背中やあばら骨にも付着していますので、そのあたり全体をゆるめることを狙いました。

 施術後にはもう「楽になった」とおっしゃっていただきました。

 そして10日後ぐらいにまたいらっしゃって、「あれからずっと調子がよかったけど、また同じことをして痛くなったから来た」とのことでした。

 その際にもまた同じ部分を施術し、また「楽になった」とおっしゃっていただき、お帰りになりました。


 基本的に、長い時間をかけていろいろな部分を施術できた方がよいとは思います(長いと「何だか疲れる」とおっしゃる方もいて、個人差もあるようです)が、約10分コースを選んでいただいた際には、その中でできるだけのことをしようと思っています。

 短時間で、低料金で済めば、それに越したことはないですからね。

2023年4月23日日曜日

腕はよく回るけど…「首こり」「肩こり」

 首のこり、肩のこりが気になる、痛いぐらいだ、といらっしゃった方の施術例です。

 なお、この場合の「肩こり」は、首のつけ根から腕のつけ根の間の部分です。一般的に肩こりというとこのあたりを指すことが多いですが、実は解剖学ではここを「肩」とは呼びません。解剖学でいうならばここは、「上部僧帽筋周辺」というのが正確だと思います。(→上部僧帽筋について「世界一ゆるーい解剖学教室」より

 ちなみに、「肩関節」というと解剖学では、腕のつけ根の関節を指します。(→肩関節について「世界一ゆるーい解剖学教室」より


 約30分コースをご希望で、首と肩甲骨を中心に施術しました。肩甲骨には僧帽筋が付着しているため、こっている部分への影響は大きそうです。

 そして体はつながっているため、

  • 背中の上部→首や上部僧帽筋周辺に影響
  • 肩関節→背中や肩甲骨に影響

それぞれ以上の影響があると考え、背中の上部や肩関節の施術もしました。


 興味深かったのが、この方の肩関節がとてもやわらかかったことです。

 前述通り、いわゆる「肩こり」の肩は「肩関節」とは違うのですが、それでも肩関節が硬く、それが背中や肩甲骨と影響を及ぼしあって「肩こり」になっていると思われる人は多いです。しかし、この方の肩関節はとてもやわらかかったのです。

 結局、肩関節はとてもやわらかいけど、首や肩甲骨などが硬いことが影響して「肩こり」になっていたのだと思います。

「腕を回してもよく動くけど(これは肩関節の動き)、『肩こり』することもある」ということをお伝えしたかったのが、今回の話です。

 

 なお、約2週間後にまたいらっしゃった際には、「だいぶ楽だった」とおっしゃっていました。そして「最近また辛くなってきたので来た」とのことです。

 以後この方には、辛くなった時に来室していただいています。


 


2023年3月5日日曜日

首から肩にかけての痛みが完全に消えた

 その日の朝から、片側の首から肩(正確には「肩関節」ではなく、「上部僧帽筋」。いわゆる「肩こり」が起きるところです)にかけて痛みが強い、といらっしゃった方の施術例です。

 きっかけは特に思い当たらないが、1か月前にも同様なことがあり、その痛みが軽くなりつつもずっと残っていた、とのことでした。そしてこの度、その痛みがまた強まったようです。


 約60分コースをご希望で、背骨全体と、左右の肩周辺を施術しました。痛い側の肩周辺は、より多くの時間をかけました。

 施術後とても楽になったそうで、その約3週間後のご予約をしてお帰りになりました。

 そして2回目にいらっしゃった時にうかがうと、前回施術後2日ぐらいすると、痛みは完全に消えてしまったそうです。1か月続いていてさらに当日強まっていた痛みが完全に消え、驚き、喜んでおられました。


 いわゆる「寝違い」だったのだと推測しています。こりやはりが強まっている首・肩は、外部からの衝撃に弱くなります。そして寝ている間に痛めてしまうのでしょう。

 1か月前にそれが起き、寝違い自体は自然治癒したかもしれませんが、こり・はりが残り続けていた。そしてこの度また寝違いをした。そう思うのです。

 オステオパシーですることは「ゆがんで硬くなっているところを、やわらげて整える」だけといってもよいのですが、条件次第ではこのような劇的な効果が表れます。喜んでいただけて嬉しいです。

2023年2月19日日曜日

夜眠れないぐらい……肩周辺と膝の神経痛

  片側の、上部僧帽筋(いわゆる「肩こり」が起きる部分です)・肩関節・肩甲骨の内側といった、肩周辺に痛みがあるといらっしゃった方の施術例です。

 じっとしてても痛いとのこと。そして、いらっしゃった時点ではよくなっていましたが、肩を動かすと痛みもあったそうです。また、親指がぴくぴく痙攣することもあったとのことです。

 いらっしゃる前々日の晩は、痛みが強くて眠れなかったともおっしゃっていました。

 話を聞いた限りは、神経の働きに問題があったのだと思いました。神経がその分布範囲に沿って痛む、いわゆる「神経痛」です。

 加えて、片側のお尻の上部が重く、そちら側の膝に、同じく神経痛のような痛みもあるとのことでした。

 とにかく神経の働きが良くなれば痛みも減るんだろうな、と考えて施術をしました。


 約60分コースをご希望。痛みが出ている側の肩周辺・お尻にもっとも時間を使いながら、中枢神経の出入り口である背骨全体、そして痛みが出ている側の腕全体・足全体に施術をしました。

 とにかく、可能な限り全身をやわらげ、そのバランスを整えます。

 そしてその結果、オステオパシーの施術によって神経の働きがよくなったのでしょう、約2週間後に再度いらっしゃった時には、痛みはだいぶよくなっているとおっしゃっていました。

 また、その約5か月後にまたいらっしゃった時には、その理由は完全に別件で、もう当時の痛みは全くなくなっていたようです。

 

 神経とは電気コードのようなもので全身に張り巡らされています。触感、温度、痛み、筋肉の伸び縮みなど全身の状態を察知し、脳にその情報を伝えます。一方、脳からの命令もまた神経を通じて全身に伝えられます。

 そして、その神経の働きが悪くなることで、体にいろいろな不具合が生じることもあります。

 ただ、オステオパシーの施術にはそれを良くすることが期待できるのです。

2023年1月23日月曜日

朝起きたら腰(上殿部)が痛い

 「朝起きたら腰が痛い」とおっしゃっていらっしゃった方の施術例です。きっかけとなる出来事に心当たりはなく、前日には痛みもなかったそうです。

 ちなみに、痛いのは正確には上殿部(お尻の上の方)だったのですが、一般的にこのあたりを「腰」と呼ぶ方も多いので、最初に腰と表現させていただきました。


 こちらにいらっしゃった時点で、痛みはだいぶ軽くなっていたそうです。

 基本的に、起床後すぐというのは、体が硬くなっていて血の巡りも十分でないため、どこか具合の悪い方はそれが助長されていることが少なくありません。

 しかし起きて活動し始めると、筋肉が伸び縮みし、血行が良くなり、具合の悪いところも軽くなります。この方もそんな経過をたどったのだと思います。また皆様も、そんな経験があるのではないでしょうか?


 この方の場合、ご本人が気づかなかっただけで何かのきっかけがあって上殿部周辺の組織を痛めてしまったか、「こり」や「はり」が蓄積していてそれが限度を超えて自覚するようになったのか、どちらかなのだと思います。そして起床直後にそれが助長されていたというわけです。

 ただ、起床直後がピークで、動き始めて段々と良くなっていたタイミングなのだと思います。そして、このタイミングでオステオパシーの施術ができると、非常に良いと思います。

 約60分コースをお選びいただき、上殿部を中心に、比較的広範囲に全体的な施術をしました。痛みがあることとご本人のご希望もあって、非常にソフトなテクニックを用いました。

 痛いところ周辺もそうなのですが、全身がだいぶ硬くなっていて、何かの力が加わってどこかを痛めたり、どこかに「こり」や「はり」による痛みが出たりしても、おかしくないはないなと思いました。

 施術後は、さらに楽になったとおっしゃって帰っていただきました。いらっしゃるときは痛い部分をかばっていた様子でしたが、帰りは姿勢も良くなっていたと思えました。


 2週間以上経って、全体的なメンテナンスを目的としてまた来ていただいたのですが、上殿部の痛みはあのまま消えてしまったとおっしゃっていました。