*個人が特定できないよう加工した情報ですが、「これは自分かもしれない、公開はやめてほしい」という方がいらっしゃいましたら、こちらまでご連絡ください。すぐに対応させていただきます

*過去に別ブログに書き、それを転載した記事もございます

2019年9月17日火曜日

夜よく眠れないぐらいの神経痛

 片側の背中とお尻にしびれがあり、歩いているとそちら側のももや膝周りがつってくる、といらっしゃった方の施術例です。しびれのため、夜に何度も目が覚めてよく眠れない、ともおっしゃっていました。

 症状はご来室の数年前からあり、約1年前、約半年前と、段階的に悪くなってきたそうです。またその間、病院や「はり」にも通ったそうです。

 なお、「しびれ」と「つる」こととを合わせて「神経痛」と呼んでよいのではないかと思い、今回の記事のタイトルも神経痛とさせていただきました。


 施術時間は毎回約90分コースをご希望で、首から腰まで背骨全体と、手足、頭の施術をしました。

 その後、時間配分を変え、あばら骨も施術するようにしました。

 そして時間的都合でたまに60分コースをしつつも、最初は週に2回、その後は1~2週に1回ぐらいのペースで、続けて来ていただきました。

 何らかの効果を感じて通っていただき、良くなったり悪くなったり、また「しびれ」や「つる」場所がたまに変化しつつも、症状は徐々に楽になっていったようです。

 体全体がやわらかく、バランスよくなっていくのも、ご本人と僕で実感していました。

 そして、一週間のうち症状が強まるのが1日、などわりと楽な期間も出てきたようです。


 ところが、約半年ほど施術を繰り返していただいた後、また症状が悪化してきました。

 日中も寝る時も良くなかった、という日が現れてきました。

 そしてその後、この方はいらっしゃらなくなりました。

 なぜまた悪化してきたのでしょう…?
 
 もちろん、いろいろな要因が考えられます。毎日オステオパシーの施術をしているわけではありませんし、日々の生活やストレスもあるのですから。

 ですから、一定のメリットはあったものの、オステオパシーだけですべてが解決するわけではない、と実感した経験でもありました。

2019年8月13日火曜日

肩の強い痛み

 片側の肩がとても痛む、といらっしゃった方の施術例です。

 その2週間ぐらい前から肩の前後が痛く、少し動かしても痛いし、寝るときに仰向けになる際に重力で肩が床の方に落ちて痛む、とおっしゃていました。重い物を持ったことがきっかけだったかもしれない、とのことでした。

 一度整形外科に行って注射をしてもらったらしいのですが、特に効果はなかったとおっしゃっていました。


 初回は約10分コースで、右肩周辺だけをさせていただきました。

 オステオパシーの施術に何らかのメリットを感じていただいたようで、2回目はその2日後、今度は約30分コースでご予約を取っていただき、背中の上部から首、右腕全体を中心にさせていただきました。

 この時には徐々に痛みが減っていたようで、施術中にお眠りになっていました。仰向けになるだけで痛む、という状況は脱したようです。また、施術をしている僕の感覚でも、段々と右肩周辺がやわらかくなっていたと思います。

 なお、肩だけでなく肘もとてもかたくて、それが肩にも影響していたのではないかと思います。


 その後は数日おきに、3回目、4回目と、同じ部位の施術をさせていただきました。

 4回目にいらっしゃった時には、痛みもある程度おさまっていたようです。また、肩の前後ではなく、腕の「力こぶ」の部分が痛いとおっしゃっていました。

 4回目の施術を終了した時点で、「前よりは良くなったし、来るのをやめて様子を見ます」とおっしゃり、ご予約は取らないことになりました。

 いろいろな要素でそうご判断されたのだと思いますが、オステオパシーの施術に一定のメリットはあったようで、とりあえずは強い痛みが減って良かったです。

 また、何かのきっかけがあって痛めたものならば、今後さらに自然治癒していく傾向がある、ということもお伝えさせていただきました。

2019年7月9日火曜日

施術後たっぷり寝られた

 施術後の様子について興味深いお話をうかがったので、今回はそれを施術例としてご紹介してみます。

 肩こりと、疲れが取れにくい時がある、と最初にいらっしゃったその方を、約90分コースで施術させていただきました。

 90分ですので、背骨、手足、頭を含め、全身にわたる施術をすることができました。

 その後2回目にいらっしゃった時に、前回の施術後の様子をうかがいましたら、施術を受けたその日はたっぷり寝られたとのことでした。

 そしてそのたっぷりがものすごく、24時間近かったとのこと。僕も驚きました。今も、聞き間違えではなかったかと少し思っています(笑)

 しかし正確な時間はともかく、たっぷり寝られたというのは間違いないようで、また、少し高かった血圧も下がったようだとおっしゃっていました。


 オステオパシーの施術をすると、筋肉がやわらぎ、血流や神経の働きもよくなるせいか、眠くなるという方は大変多くいらっしゃいます。

 経験的に、施術中一度は眠ってしまう方が、半数近くいるようにも思います。

 ちなみに「神経」には、体への刺激を脳に伝えたり筋肉に動きの命令を出す「体性神経」と、血管の径や内臓の働きなどを自律的に調節する「自律神経」があります。

 そして自律神経は、緊張・戦闘モードの時に強く働く「交感神経」と、安心・休息モードの時に強く働く「副交感神経」があります。

 オステオパシーの施術をすると、交感神経優位だった体の状態が副交感神経優位になるように思えます。

 そしてこの方のように、眠くなる、血圧が下がるというお声の他、お腹がすく、お通じが良くなる、などのお声を聞くことも珍しくないのです。

2019年6月11日火曜日

靴底の減りが左右均等になった

 定期的に来ていただいている方に興味深いお話をうかがいましたので、今回はそれをご紹介させていただきます。


 この方は、約90分コースを、月に2回ぐらいのペースで数年にかけて続けています。

 最初は痛みなどがあってご来室されました。そして以後、何らかのメリットを感じて長期間続けて来ていただいています。


 その間に、「体のゆがみ」も整い、(体のゆがみ方というのは毎日少しずつ変化しますが)一定以上良い状態を保てているようです。

 僕から見ても、左右の耳の高さ、方の高さ、足の開き方などが当初より左右均等になったと思えるのです。


 そして先日、「ここに来るようになって、靴底の減りが左右均等になった」とおっしゃっていただきました。

 興味深いことですが、しかし考えてみると、特に不思議なことではありません。

 体のゆがみが整いバランスが良くなれば、当然歩行時の着地のしかたも変わってきます。そのため、靴底の減り方にも変化が出てきたのでしょう。

 もちろん状況は人それぞれですので個人差もあるでしょうが、オステオパシーにはこのようなメリットもあるといえるのではないでしょうか。 

2019年5月2日木曜日

むち打ち症(追突事故後の首の痛み)

 何年か前に追突事故後に遭い、それ以来首が痛い、という方の施術例です。

 追突事故では、首が前後に「むちがしなる」ように動き、それで捻挫をしてしまうことがあります。そしてそんな首の捻挫の総称が、「むち打ち症」などと呼ばれています。


 初回は約60分コース。僕の経験上、むち打ち症の方は首だけでなく、背中の上部まで傷めているように思えます。ですから首から背中の上部にもっとも時間をつかいつつ、背骨全体、肩周辺、股関節周辺と、体の中心部分全体を施術させていただきました。

 2回目は約2週間後にご来室。特に変化は感じないとおっしゃっていました。しかし僕が触った感覚では、前回よりも筋肉や関節がやわらかいと思いました。同じく約60分コースで、同じ施術をしました。


 3回目も約2週間後で、同じく特に変化は感じないとおっしゃっていました。同じく約60分コースで、今回は腰などの時間を少し減らし、そのぶん頭の施術をしました。

 頭への施術はオステオパシー特有のものですが、首も含めて、全身の弛緩が期待できる技法です。


 さらに約2週間後の4回目にいらっしゃった時に、現時点で痛みはあまり強くないとおっしゃっていました。僕が触った感覚でも、全体的に段々と良い状態になっているように思えました。施術は、3回目と同じ部位をしました。

 その後、同じく約2週間おきに、5回目、6回目の施術をしました。

 そして7回目のご来室の時には、痛みがなくなった、とのことでした。


 追突事故で傷めた組織が治る過程で、周辺の組織が強張ってしまい、そのまま痛みが残る場合があるようです。そしてオステオパシーの施術により、段々とそれがやわらかくなり、それに伴って痛みも減ってきたのではないでしょうか。