*個人が特定できないよう加工した情報ですが、「これは自分かもしれない、公開はやめてほしい」という方がいらっしゃいましたら、こちらまでご連絡ください。すぐに対応させていただきます

*過去に別ブログに書き、それを転載した記事もございます

2019年1月8日火曜日

体のゆがみの予防と管理

 どかかが痛いわけでもないのですが、「体のゆがみ」が気になって不定期的にいらっしゃっている方もいます。今回はそんなお1人の施術例です。

 この方は最初、歩いている時に片足のつま先が外を向いてしまう、といらっしゃいました。

 この方の場合はそれが強くて気になるほどだったのですが、そうでなくても、例えば仰向けに寝た時に、片方のつま先がもう片方と比べると大きく外に開いている、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 そしてそんな「体のゆがみ」の原因なのですが、実はこれは、「○○がゆがんでいる」と簡単には言えないものだと、僕は思っています。

 というのも、今回のこの方の場合は、その足の根元である骨盤・股関節の他、膝もねじれた状態になっていました。膝がねじれれば、つま先の向きも変わりますよね。

 また、足のねじれに合わせるように、腰骨(こしぼね)もねじれていました。

 このように、体というのはつながっていてお互いに影響しあっていますので、簡単にいうならば、「いろいろなところのゆがみが原因」だといえると思うのです。


 この方は、初回は約30分コースをご希望で、主に腰骨から足全体を施術させていただきました。

 気になっている側と反対の足も、全体的に施術しました。それも影響しているでしょうし、この方の場合は過去にそちらの足に怪我をしていて、その影響もあったと思います。

 そして、週に1~3回ぐらいで同様の施術を繰り返すと、体が整ってきて歩きやすくなるようです。

 その後、調子がよいとしばらくいらっしゃらない場合もありますが、調子が悪くなってくるとまたいらっしゃって、しばらく頻繁に来ていただきます。

 また、時々は約60分コースで、足腰だけでなくより広範囲にさせていただくこともあります。

 体は日々変化していますし、体がゆがんでいる方というのは悪い癖がついているものですが、こうやって施術を繰り返すことで結果的に、ある程度良い状態(ゆがみの少ない状態)を保てていると思います。

 また、ゆがみを整えることで、筋肉などの軟組織もやわらぎ、バランスよく効率的に動けるようになるので、体も楽になるはずです。

 ゆがみへの対処というのは、やはりオステオパシーなどの手技療法がベストの選択ではないでしょうか(+日々の姿勢改善+体操や運動)。

2018年12月8日土曜日

変形性膝関節症で膝が痛く水がたまる、足がむくむ

 もともと膝の関節内部には関節液という潤滑油のようなものが存在しているのですが、膝に異常が起きるとその分泌と吸収のバランスが崩れ、いわゆる「水がたまる」状態になってしまうことがあります。

 今回は、膝の骨に変形が見られる「変形性膝関節症」と病院で診断され、膝が痛んで水がたまり、足がむくむ、といらっしゃった方の施術例です。


 毎回約60分コースで、週に1~2回のペースで通っていただきました。

 そして施術も毎回、膝を含めて足腰を中心にさせていただきました。特に膝は、細かく時間をかけた施術を続けました。

 3ヶ月ほど続けた結果、整形外科で水を抜かなくても済むようになったそうです。

 膝の痛みも段々と減っていき、動きも良くなってきました。

 そして、「足のむくみがずいぶん減った」とおっしゃっていただきました。

 これは、これまでにも聞いたことがあるお話なのですが、「変形性膝関節症→膝を主にして血液・リンパ液の循環が悪くなる→足全体がむくみやすくなる」という構図があるように、僕は経験上思うのです。

 ですからその逆に、オステオパシーの施術によってこの度は、「膝のゆがみが整い動きが良くなる→血液・リンパ液の循環が良くなる→足全体がむくみにくくなる」という作用が見られたのではないでしょうか。そして水がたまりにくくなるのも、その一種なのだと思います。


 オステオパシーのような手技療法では、骨の変形をどうこうすることはできません。

 しかし、その周囲の組織の状態を整えることで、このような作用が見られる場合があります。

 ですから変形性膝関節症でお悩みの方は、オステオパシーの施術もご検討してみてはいかがでしょうか?

2018年11月7日水曜日

何年も痛かったあごの痛みが消えた

 片方の「顎(がく)関節」(=あごの関節)に痛みと運動制限があっていらっしゃった方の施術例です。

 何年か前にあごに強い衝撃を受け、その後、整形外科で顎関節を整復してもらったのですが、痛みや運動制限(口をうまく開けられない)がずっと続いていたそうです。

 うちにいらっしゃるまでの間に、整形外科、歯科、口腔外科、接骨院、鍼灸院、などにも通ったそうですが、良くならなかったとのことです。


 初回、約30分コース。あごを含めた頭全体、首、肩甲骨を主に施術させていただきました。

 拝見しますと、あごの関節もそうなのですが、首や肩甲骨周辺にも強い問題がありました。このあたりも、あごと相互に影響し合っていたのだと思います。

 ご本人によると、初回の施術後に明らかに軽くなったそうです。


 2回目以降、一度違う部位を施術したことがありましたが、結局最初と同じ部位を施術し続けながら、定期的に来ていただきました。

 週に2回ぐらいのペースで約2週間、週に1回ぐらいのペースで約1ヶ月と続け、その頃には、開けられなかった口が開くようになり、痛みもやわらいできました。

 後戻りしたような時もありましたが、長い目で見ると、状態はどんどん良くなっていったのです。

 そして、2週に1回、月に1回と、段々と施術の間隔を延ばしていきました。

 間隔を1ヶ月あけていらっしゃっても、「ちょっとかたい感じはするが痛みはない」といった状況で、なかなか良い状態を保てていました。

 結果的に、初回と比べると見違えるような状態になったのです。


 オステオパシーには、頭やあごを施術するテクニックがあります。また、あごの症状には首など他の部位が影響を及ぼしている場合もあり、そういった部分も施術いたします。

 もしあごの調子の悪い方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度ご相談ください。

2018年10月2日火曜日

膝の痛み、足の裏の痛み、下肢(足)全体の痛み

 ある動きをすると膝と足の裏が痛い、そして動作と関係なしに下肢(足)全体が痛い、といらっしゃった方の施術例です。

 ところで、医学の用語では、「痛み」を「運動痛」と「自発痛」に分類することが一般的です。

「運動痛」は動かす時に痛い、「自発痛」は動きと関係なくじっとしてても痛い、としているのです。

 そしてこの分類に従うと、この方の場合は、膝と足の裏は運動痛で、下肢全体の痛みは自発痛といえます。

 また、下肢全体の痛みは、「自発痛」の中でも、いわゆる「神経痛」(体に張り巡らされている神経が反応して痛い)だと思われます。

 捻挫や打撲・骨折などの特殊な事情はありませんでしたし、腰も痛いとおっしゃっていたからです。

 腰から足全体にかけて神経が走っていますので、その経路のどこかに問題が生じると、神経痛が起きる場合があるのです。


 さて施術ですが、いつもの遠り、特別なことをしたわけではありません。

 初回。約60分コースをご希望でしたので、足腰に多めに時間を使い、他、背中から首、肩甲骨の施術をさせていただきました。

 約2週間後に2回目。その時点で、痛み止めを飲んでいるとはいえ、下肢全体の痛みは消えたそうです。そして膝と足裏の痛みが残るとのこと。基本的には初回と同じ部位を施術しましたが、少し時間配分を変え、膝関節をより精密に施術しました。

 以後、約1~3週間に1回のペースで、同じく60分コースで5回ほど施術をさせていただきました。

 施術部位も、状況に応じて少しずつ変化させました。

 そしてその頃には最初の痛みはすべて消え、日常生活に支障はなくなったとのことでした。

 いつも通り特別な施術をしたわけではないのですが、 うまく自然治癒力が働いたようで良かったです。 

2018年9月5日水曜日

不眠

 最初にいらっしゃった時には特に言われていなかったのですが、いつのまにかよく眠れるようになった、という方の施術例をご紹介します。

 まったく別件でいらっしゃっていて、約90分コースを、月に2回ぐらいのペースで受けていた方なのですが、ある時、おっしゃっていました。

「よく眠れず、睡眠導入剤を飲んでいたのですが、ここに来るようになって眠れるようになり、薬も飲まなくなりました」と。


 ここでちょっと、眠りについてのメカニズムをご紹介します。

 体には、交感神経と副交感神経という、2種類の自律神経があります。ともに、細い電気コードのような形で体に張り巡らされています。

 交感神経は、体が緊張・戦闘モードの時に働く神経で、瞳孔を広げたり、筋肉への血流を増やしたりします。体が活動的になるのです。

 一方の副交感神経は、体が安心・休息モードの時に働く神経で、こちらが働くと、胃腸の血流が良くなってお腹がすいたり、眠くなったりします。

 そして、おわかりだと思うのですが、眠りを誘うには、交感神経ではなく、副交感神経が強く働いている状態にならないといけないのです。


 オステオパシーの施術を受けている最中、もしくはその後に、眠くなる、お腹がすく、という方はたくさんいらっしゃいます。

 体の緊張がほぐれることで、副交感神経の働きが強まってそのような現象が起きるのだと思います。

 そしてこの方の場合も、約90分コースで体を全体的にやわらげ、頭への施術もしていましたので、交感神経が過剰に働いていて眠れなかった状態が、変化していったのかもしれません。

 オステオパシーの施術以外の要因もあるのかもしれませんが、とにかくご本人にメリットを感じていただけましたので、お役に立てて良かったと思います。