*個別の事例です。すべての方への効果を保証するものではありません

*過去に別ブログに書き、それを転載した記事もございます

*個人が特定できない書き方をしていますが、「これは自分ではないか。たとえ自分だとわからなくても、自分のことは書いてほしくない」という方がいらっしゃいましたら、ncosteopathy@
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2017年10月10日火曜日

指のしびれ

 手の指2本にしびれがある、といらっしゃった方の施術例です。


 同じ側の肩と肘に痛みがあり、整形外科に行かれたそうです。うちにいらっしゃった時点では肩と肘の症状は消えていたのですが、しびれがまだ消えない、とのことでした。

 X線画像を撮ると、首の骨と骨の間に狭いところがあり、「椎間板ヘルニアかなあ」とお医者さんは言っていたそうです。

 X線画像では、椎間板は写りません。正確に診断するためにはMRIを撮らなければならないのですが、仮に首のヘルニアの有無が判別されても、対処法が特に変わらないので、撮らなかったのかもしれません。

 また、ヘルニアによる症状がひどい場合は、外科手術という選択肢もあるのですが、首の神経周辺の手術なのでリスクがありますし、そこまでではないと、お医者さんは判断したのだと思います。

(以上、僕の推察)


 さて、当施術室での施術の話です。

 約90分コースをご希望で、初回からずっとその時間で施術をさせていただきました。

 90分ですので、だいぶ広範囲にできます。背骨全体、手足全体、しびれている指2本を、毎回させていただきました。


 初回の後、2回目は約1週間後に来室。

 しびれは残るが、左腕全体が軽くなったそうです。


 3回目は、約2週間後。

 昼間、しびれを忘れるときが出てきた、とのことでした。


 以後、2週間に1回の間隔で来ていただき、5回目には、朝起きるとしびれがなく、夕方になると出てくる、とおっしゃっていました。

 その後、夕方のしびれも軽くなってきて、8回目にいらっしゃった時には、しびれは気にならない程度になった、とおっしゃっていました。


 拝見すると、確かに首がけっこうゆがんでかたくなっていました。

 その首が段々やわらいできたことが、指のしびれにもいい影響を与えたと思います。

 オステオパシーにはいろいろなテクニックがありますので、しびれや神経痛のある方に対しても、安全な施術が可能です。(あんまりひどい場合は、その部位は施術しないという選択もあります)

 また、体はつながっていますので、この方の場合、全身を施術できたことがより効果的だったと思います。

 それから、しびれている指自体もかたくなっていて、それもやわらげました。

 手も足も、指がしびれている場合に、その指自体がかたく、それをやわらげるとしびれが減る、というケースはけっこうある気がしています。

2017年9月5日火曜日

腰から足の神経痛

 片側の、腰から足全体の外側にかけて神経痛がある、といらっしゃった方の施術例です。(ちなみに、その部位だと坐骨神経ではありませんね)

 以前から痛みがあったそうなのですが、この1週間ほどひどかったそうです。


 初回は約60分コースで、首から足全体にかけての施術をさせていただきました。腰、骨盤、痛い側の足は、特に時間を使ってやわらげました。

 来室時に、痛みで腰が曲がった様子だったのですが、痛みが減り、ある程度腰を伸ばしてお帰りになっていました。


 約1週間後の2回目も、同じく約60分コース。

 ご本人いわく、多少は痛みが残るが、だいぶ軽くなったそうです。僕の拝見した限りでも、腰骨周辺がずいぶんやわらかくなった印象を受けました。

 少し肩が痛いとおっしゃるので、足に使っていた時間を少し減らし、両肩も施術することにしました。その他は、同じ部位をさせていただきました。

 
 また約1週間後の3回目も、同じ部位をさせていただきました。ご本人の感覚でも、僕が拝見した感覚でも、状態は段々良くなっているようでした。


 4回目は、ご都合で約1ヶ月の間隔があきました。

 その間に、痛みが増した時期があったそうなのですが、また良くなったそうです。

 やはりある程度状態が良くなっていて、治癒力も働いたのだと思います。


 その約1週間後に5回目。この間は、特に痛みはでなかったそうです。

 ある程度良い状態で、安定してきたのだと思います。


 結果的に、順調に神経痛の症状が消えていった方の例でした。

 オステオパシーの施術をすることで体の機能が高まり、結果として治癒のプラスになった、と考えています。

 もちろん、病院で診察を受けるのも良いと思います。

 しかし、整形外科的にすることがない、というケースも多いので、その際はオステオパシーの施術も選択肢の1つとしてご検討ください。

2017年8月1日火曜日

腰が伸びない

 ご高齢で、腰が伸びない、伸ばすと痛みがある、といらっしゃった方の施術例です。


 いらっしゃったのを拝見すると、確かに腰が丸くなっていて、お尻の位置がずれている様子でした。つまり、いわゆる「体がゆがんでいる」状態で、お尻の位置が真ん中にない状態だったのです。

 初回は約60分コースで、腰から首まで背骨全体、肩周り、股関節周りと、体の中心部を施術しました。

 腰が伸びると痛いので、うつ伏せでの施術をせずに、その分はかわりに横向きでやりました。

 施術後、非常に体が軽くなったので、続けて来ようとお考えになったそうです。


 2回目は1週間後に来室。同じく約60分コースです。

 その前日から、なぜか右足の後ろ側につっぱる感じが出てきたとのことでしたので、施術範囲を前回より広く浅くし、前回の部位+右足全体を施術しました。


 その後、また少し施術部位を変え、同じく約60分で2回の施術をしました。

 その頃には足のつっぱりは消えていました。

 そして…、うつぶせ寝での施術ができるようになりました!

 腰がやわらかくなってきて、可能になったのでしょう。左右のバランスもよくなってきたと思います。

 そして以後も、ずっとうつぶせ寝はできています。


 年を重ね、段々と腰が丸くなってしまう方は、多くいらっしゃると思います。

 完全に元通りというわけにはいきませんが、そんな方々にもオステオパシーの施術はお役に立てるのではないでしょうか。

2017年7月11日火曜日

パーキンソン病

 今回は、特定の方の施術例ではなく、パーキンソン病の方への施術一般について書きます。


 脳の特定部分の働きが悪くなり、手足が震え、筋肉が硬くなり、動作が遅くなる、といった症状が出るのが、パーキンソン病です。

 また、パーキンソン病とは違う原因で同じような症状が出ることもあり、その場合は「パーキンソン症候群」と呼ばれます。

 ともに、神経内科で診てもらうものです。


 オステオパシーで、「パーキンソン病が治る」「必ず効く」などとは申し上げられません。

 しかし、施術を受けることに何らかのメリットを感じ、続けて来られる方は、決して珍しくありません。

 筋肉や関節をやわらげますので、体が軽くなったり、姿勢がよくなったり、動きやすくなったり、といった変化が望めます。

 また、どうしてパーキンソン病になってしまうかは解明されておらず、症状を薬で抑えるのが現在の一般的な対処法のようですが、「筋骨格系など体の構造を整えることで、体全体の機能を良くする」ことを目的とするオステオパシーの施術は、そういった別の視点からのメリットがありそうです。

 病気の原因を抑制するのではなく、体の機能を高めることでそれに勝とう、という考え方です。

 リスクはないでしょうし、いらっしゃる方も珍しくありません。

 もしよろしければ、選択肢の1つとしてご検討ください。

2017年6月13日火曜日

腰と股関節の痛み

 股関節が痛い、といらっしゃった方の施術例です。

 ご来室の前日から、股関節の前面が痛くなってきたとのことでした。

 強い力がかかるなど、特にきっかけはなかったそうです。また、それ以前から左腰下部にも痛みがあったとのことです。

 外傷などで炎症が起きているわけでもなく、腰が段々と悪くなるに伴い、股関節に過剰な負荷がかかっていたのかもしれません。


 腰、骨盤、痛い側の股関節に最も時間を割き、他、背中から首まで、その他の足全体を、約60分かけて施術させていただきました。

 痛いところは痛みを与えないように施術をするものですが、普通に施術をしても特に問題はなかったと記憶しています。

 そして、施術直後に股関節はずいぶん楽になり、できなかった動きができるようになったとおっしゃっていました。


 今の痛みが続くことはないだろうと思っていたのですが、5日後にまたいらっしゃった時には、痛みは完全になくなっていました。また、腰も良くなったとのことでした。

 段々悪くなってきたものが、段々良くなった例かと思います。またオステオパシーの施術は、それを促進させたのではないでしょうか。