*個別の事例です。すべての方への効果を保証するものではありません

*過去に別ブログに書き、それを転載した記事もございます

*個人が特定できない書き方をしていますが、「これは自分ではないか。たとえ自分だとわからなくても、自分のことは書いてほしくない」という方がいらっしゃいましたら、ncosteopathy@
yahoo.co.jpまでご一報ください。文章を修正・削除いたします

2017年8月1日火曜日

腰が伸びない

 ご高齢で、腰が伸びない、伸ばすと痛みがある、といらっしゃった方の施術例です。


 いらっしゃったのを拝見すると、確かに腰が丸くなっていて、お尻の位置がずれている様子でした。つまり、いわゆる「体がゆがんでいる」状態で、お尻の位置が真ん中にない状態だったのです。

 初回は約60分コースで、腰から首まで背骨全体、肩周り、股関節周りと、体の中心部を施術しました。

 腰が伸びると痛いので、うつ伏せでの施術をせずに、その分はかわりに横向きでやりました。

 施術後、非常に体が軽くなったので、続けて来ようとお考えになったそうです。


 2回目は1週間後に来室。同じく約60分コースです。

 その前日から、なぜか右足の後ろ側につっぱる感じが出てきたとのことでしたので、施術範囲を前回より広く浅くし、前回の部位+右足全体を施術しました。


 その後、また少し施術部位を変え、同じく約60分で2回の施術をしました。

 その頃には足のつっぱりは消えていました。

 そして…、うつぶせ寝での施術ができるようになりました!

 腰がやわらかくなってきて、可能になったのでしょう。左右のバランスもよくなってきたと思います。

 そして以後も、ずっとうつぶせ寝はできています。


 年を重ね、段々と腰が丸くなってしまう方は、多くいらっしゃると思います。

 完全に元通りというわけにはいきませんが、そんな方々にもオステオパシーの施術はお役に立てるのではないでしょうか。

2017年7月11日火曜日

パーキンソン病

 今回は、特定の方の施術例ではなく、パーキンソン病の方への施術一般について書きます。


 脳の特定部分の働きが悪くなり、手足が震え、筋肉が硬くなり、動作が遅くなる、といった症状が出るのが、パーキンソン病です。

 また、パーキンソン病とは違う原因で同じような症状が出ることもあり、その場合は「パーキンソン症候群」と呼ばれます。

 ともに、神経内科で診てもらうものです。


 オステオパシーで、「パーキンソン病が治る」「必ず効く」などとは申し上げられません。

 しかし、施術を受けることに何らかのメリットを感じ、続けて来られる方は、決して珍しくありません。

 筋肉や関節をやわらげますので、体が軽くなったり、姿勢がよくなったり、動きやすくなったり、といった変化が望めます。

 また、どうしてパーキンソン病になってしまうかは解明されておらず、症状を薬で抑えるのが現在の一般的な対処法のようですが、「筋骨格系など体の構造を整えることで、体全体の機能を良くする」ことを目的とするオステオパシーの施術は、そういった別の視点からのメリットがありそうです。

 病気の原因を抑制するのではなく、体の機能を高めることでそれに勝とう、という考え方です。

 リスクはないでしょうし、いらっしゃる方も珍しくありません。

 もしよろしければ、選択肢の1つとしてご検討ください。

2017年6月13日火曜日

腰と股関節の痛み

 股関節が痛い、といらっしゃった方の施術例です。

 ご来室の前日から、股関節の前面が痛くなってきたとのことでした。

 強い力がかかるなど、特にきっかけはなかったそうです。また、それ以前から左腰下部にも痛みがあったとのことです。

 外傷などで炎症が起きているわけでもなく、腰が段々と悪くなるに伴い、股関節に過剰な負荷がかかっていたのかもしれません。


 腰、骨盤、痛い側の股関節に最も時間を割き、他、背中から首まで、その他の足全体を、約60分かけて施術させていただきました。

 痛いところは痛みを与えないように施術をするものですが、普通に施術をしても特に問題はなかったと記憶しています。

 そして、施術直後に股関節はずいぶん楽になり、できなかった動きができるようになったとおっしゃっていました。


 今の痛みが続くことはないだろうと思っていたのですが、5日後にまたいらっしゃった時には、痛みは完全になくなっていました。また、腰も良くなったとのことでした。

 段々悪くなってきたものが、段々良くなった例かと思います。またオステオパシーの施術は、それを促進させたのではないでしょうか。

2017年5月2日火曜日

足全体に力が入らない

 いろいろな症状があっていらっしゃった方の施術例です。

 肩の痛みや肩こり、頭痛、疲れなどがあったのですが、「足全体に力が入らない」感覚もあり、今回はそれに焦点を絞った書き方をさせていただきます。


 初回、約90分のお時間をいただきました。90分ですので、広範囲に施術ができます。首から腰まで背骨全体、頭、足全体、一部をのぞいた腕と、ほぼ全身をさせていただきました。

 2回目は、約1週間後。他の部分に少し改善が見られたそうですが、足全体の力の入りづらさは、変わらなかったようです。しかし、同じく約90分で、まったく同じ部位をさせていただきました。

 3回目も同じく約1週間後で、時間も同じく約90分。この時に、「前回施術後、足全体の力の入りづらさがしばらく良かったが、ここ数日はまた出てきた」とおっしゃっていました。この時もまた、同じ部位への施術をしました。

 4回目も同じく約1週間後で、今度は約60分。足全体の力の入りづらさの他、体全体が段々と良くなってきている、とおっしゃっていました。

 その後、施術時間を約120分にしてあと5回ほどさせていただくと、足全体の力の入りづらさは、だいぶ気にならなくなってきたようです。それとともに、他の部位も良くなってきたとのことです。

 僕が触った感覚としても、段々と体がやわらかくなり、ゆがみも直ってきたと思います。


「足全体の力の入りづらさ」ですが…、足で感じるすべての感覚は、神経を介して脳に伝わり、脳がそれを解釈しています。「何かに触れた」とか、「冷たい」「熱い」「筋肉がはってる」などです。

 一方、「足に力を入れて動かそう」とか「足の力を抜いてリラックスしよう」など、脳で考えたことを足の筋肉に伝えるのも、神経の働きです。

 どちらに問題があったのかはわかりませんが、どちらにせよ(両方の可能性もある)神経の働きに問題があったのだと思います。

 そして、オステオパシーの施術を繰り返すうちにその働きが良くなってきて、症状も消えてきたのではないでしょうか。

2017年4月4日火曜日

頭がしめつけられる、めまい

 頭をしめつけられる感覚とめまいがある、といらっしゃった方の施術例です。

 3、4週間前から時々それらが起きるようになり、2週間前に「はり」を受けたら悪化したみたいだ、とおっしゃっていました。

 内科、耳鼻科、神経内科も受診しましたが、一般的な医学の観点からは異常が見つからなかったそうです。


 しかしこういう場合、オステオパシオーが有益だと、僕は思います。

 首や頭を中心に、体のかたさ、ゆがみをやわらげることで、血液の流れや神経の働きが良くなるでしょうから、それがいい影響を及ぼすと思うのです。

 約60分コースをお選びいただきましたので、首から腰まで背骨全体、肩周辺、頭の施術をしました。

 かたさ、ゆがみを見つけ、やわらげます。

 施術後には、めまい対策の運動もお教えしました。


 その後、約9カ月して、別の件でこの方はいらっしゃいました。

 前回の件について、その後どうなったかをうかがうと…、あれからずいぶん楽になり、もう治った、とのことでした。

 ご本人いわく、

・オステオパシーで楽になった

・加えて、県外のめまい専門のお医者さんにアドバイスを受け、「それは首の問題なので来院してもしょうがない。姿勢を良くして首のゆがみを整え、あとは汗びっしょりになるまで運動すると良い」と言われ、それを実行した

とのことでした。

 オステオパシーの施術と生活習慣の改善が、効果的だったようです。

 治ってよかったです。

 そして、オステオパシーがお役に立ててよかったです。