*個人が特定できないよう加工した情報ですが、「これは自分かもしれない、公開はやめてほしい」という方がいらっしゃいましたら、こちらまでご連絡ください。すぐに対応させていただきます

*過去に別ブログに書き、それを転載した記事もございます

2022年6月4日土曜日

お腹や腰のシルエットを整える、体を細くする

「やせる施術はないですか?」と聞かれることがありますが、「すいません、ないと思います(^^;」とお答えしています。

 消費エネルギーより摂取エネルギーの方が多いとき、あまったエネルギーが脂肪となって体に蓄積されます。一方、消費エネルギーの方が摂取エネルギーよりも多ければ、体の脂肪が分解されてエネルギーとなります。

 ですからやせるためには、「動いてエネルギーを消費し、食べる量を減らして摂取エネルギーを減らす」ことが原則となります。

 そして、オステオパシーの施術によってそういった現象を起こすのは難しいと思うのです。

 ただし、お腹や腰のシルエットを整えることならば可能だと思います。実際に「お腹の肉の左右のバランスがよくなった」「腰が反ってお尻が上がった」という声を聞くこともあります。体をやわらげ、ゆがみを整えることで、そのような現象が起きるのでしょう。

 また、体がやわらかくなることで動きやすくなり、エネルギーを消費しやすい体になる、ということもあるかもしれません。

 また、リンパ液など体液の循環がよくなり、「むくんでいた部分がすっきりして細くなった」という声を聞くこともあります。

 やせる施術は…、たぶんないと思います。しかし、以上のようにお腹や腰のシルエットを整えることや、部分的に体を細くすることは可能だと思いますので、よろしければオステオパシーをお試し下さい。

2022年5月6日金曜日

片側の腰・お尻・下腹部が痛い

 片側の腰・お尻・下腹部が痛い、といらっしゃった方の施術例です。腰・お尻は珍しくないのですが、下腹部まで痛いというのはあまりないケースだと思い、ご紹介してみることにします。

 下腹部が痛いのは内臓の問題である可能性もあります。しかし、そういう感じではないとおっしゃっていましたし、別の可能性も考えられるので、「病院の受診もご検討ください」とはお伝えして、施術をしました。

 その別の可能性として、ももの骨から骨盤、またはももの骨から腰骨につながっている筋肉があり(前者は腸骨筋、後者は大腰筋、あわせて腸腰筋といいます。体の奥の方にあります)、もしかして腰やお尻とともにそれらにも問題がある、ということが考えられます。

 他に、腹筋自体に痛みが出ているということや、背骨のどこかの異常によって下腹部に行く神経の働きが悪くなって痛みが出ている、ということも考えられます。


 約60分コースで、腰・骨盤周辺を最優先して、背骨全体、肩周辺、足全体の施術をしました。やはり、腰や、痛い側の骨盤・股関節が硬くなっているようで、それがやわらげば痛みも軽くなるのではないか、と思いました。

 約10日後に、2回目のご来室です。まだ痛みがあるようですが、だいぶよくなったとおっしゃっていました。1回目とほぼ同じ部位を施術し、より一層やわらげました。

 約2週間後に再びいらっしゃったときは、別の部位の不調を訴えておられました。

 オステオパシーによって体をやわらげて整えたことで、それに伴い痛みも軽くなったようです。


 人体は複雑ですので、「痛みの原因」を明確に1つに絞ることは難しいと僕は思っています。しかし、画像診断が必要な病気や重要な病気が疑われる場合は、やはり病院に行くのがよいと思います。一方で、そうではないがよくわからないけど痛いという時には、筋肉や骨を中心に体をやわらげて整え、体全体の機能向上を目指す、オステオパシーの施術もよいと思います。

2022年4月24日日曜日

変形性膝関節症

 変形性膝関節症(病院で診断)で痛みが出る時がある、といらっしゃった方の施術例です。

 加齢を主な原因として膝関節の軟骨がすり減ってきて、やがて骨にも変形が起こり、痛みや腫れなどを伴う病気です。


 残念ながら、オステオパシーの施術によって軟骨や骨の変形を元に戻すことはできないでしょう。

 しかし、痛みや腫れなどの症状には、軟骨・骨周辺の、関節包・靭帯・筋肉といった組織の状態が大きく影響しているように思えます。ですからそれらをやわらげることで、関節の動きが滑らかになり、痛みや腫れがやわらぐこともあるのです。

 また、膝は膝だけで動いているのではありません。股関節や足首、もっと離れたところですと背骨などとも連動して動いています。ですからそれらの部分の動きに問題があると、膝への負荷が増し、軟骨や骨の変形を促しやすいのではないかと考えられます。そして逆に、それらの動きを良くすることで、膝にも良い影響を与えられるのではないでしょうか。


 毎回、約60分コースで、膝、足全体、腰の順に優先して時間を使い、首までの施術をするのを基本的なパターンとしました。

 状態に合わせて2週間~1か月に1回程度の間隔で来ていただき、また他の部分の状態によっては、施術部位を多少変化させます。

 その結果、良い状態を保てているとおっしゃっていただいています。何かのきっかけがあってたまに痛みが出ることもあるのですが、施術後にはまた痛くなくなるようです。

 また、背筋が伸びた、ともおっしゃっています。前述のように体は連動して動いていますので、膝の状態と背骨の状態がともに良くなることで、背筋も伸びたのだと思われます。


 前述のとおり、軟骨や骨の変形自体を元に戻すことはできないと思うのですが、このような形でお役に立てるとも思いますので、変形性膝関節症でお困りの方は、一度オステオパシーをお試しになってみてはいかがでしょうか。

2022年3月20日日曜日

肩こりと腕全体のしびれ

  肩がこり、腕全体にしびれがある、といらっしゃった方の施術例です。左右両方だけど、片側の方が強いとおっしゃっていました。

 また、病院で首のX線撮影をしたところ、異常はなかったそうです。

 首から腕にかけて神経が走っています。ですからその経路のどこかで神経が刺激されると、神経に沿って痛みやしびれが現れることがあります。しかし骨の異常を察知できるX線では、異常は見つからなかったようです。


 どんな体の異常も「原因」を1つに特定することは難しいと思うのですが、オステオパシーの施術によって、血液の流れや神経の働きが全般的に良くなることが期待できます。また、場所によっては硬く緊張した筋肉が神経を刺激してしまう場合もあり、そんな筋肉をゆるめる作用もあります。

 初回は約60分コースで、背骨全体、腕全体、頭の施術をさせていただきました。背骨は背中から首にかけて、腕は肩周辺に、もっとも時間を使いました。

 約2週間後に2回目のご来室。しばらくよかったのですが、前日からまたしびれが出てきたので予約した、とのことでした。つまり、約2週間はあまりしびれていなかったようです。

 3回目にご来室いただいたときも、しびれはなくなっているとおっしゃっていました。

 毎回施術が終わると、体が軽くなるのを実感していただいています。

 確かに「原因」を1つに特定するのは難しいと思うのですが、もっとも影響のありそうなところを中心に、体をやわらかくし、バランスを整え、血液の流れや神経の働きの正常化を促すことで、しびれが軽くなる、消えることは珍しくありません。

2022年2月13日日曜日

時々ぎっくり腰になる

  以前から、時々ぎっくり腰になる、という方の施術例です。そして、きっかけは思い当たらないけど、3~4日前から痛みが強い、といらっしゃいました。


 約60分コースをご希望で、痛いところはもちろん痛みを与えないようにしながら、腰から首まで背骨全体、そして肩の周り、股関節の周りと、体の中心部全体に施術をしました。

 施術中に段々と痛みがやわらいでいくのを、感じていただいたようです。

 約1ヶ月後に、2回目のご来室。腰はすでに痛くなくなっており、別のところの痛みを訴えていらっしゃいました。

 その後、また数ヶ月経ってご来室いただきましたが、その時も腰は悪くなく、別の部分に強いコリがあるとのことでした。

 腰の痛みに関しては、初回以来、悪くなかったようです。


 時々ぎっくり腰になる方というのは、基本的に腰がかたくなっているのだと思います。

 そして、かたい部分は外からの力に弱いものです。例えば、板チョコのようなものは折り曲げると割れますが、布製品を折り曲げてもフニャっと曲がるだけです。(鉄の塊のようなあまりにもかたいものは折り曲げることすら困難ですが、それを人間の体に例えることはできないので、例外となります)

 また、大人は転ぶとケガをしやすいですが、小さな子どもは意外に平気なものです。それもまた、体のやわらかさによるのでしょう。

 ですからぎっくり腰も同様で、普段からかたい人ほど外からの力に弱く、自覚の有無に関わらず、何らかのきっかけでぎっくり腰を起こしやすいのだと思われます。


 それを予防するには、普段から腰をやわらかく保っておくことが、やはり重要でしょう。

 そしてオステオパシーにはそのお手伝いができますので、ぎっくり腰を繰り返しているという方は、ぜひ一度お試しになってみてはいかがでしょうか。