片側のお尻(股関節の裏側)に痛みがあり、そちらの股関節を動かすと音が鳴る、といらっしゃった方の施術例です。
基本的に、お尻の筋肉は股関節を動かす筋肉の集まりです。
大きな面積を持つ部分ですから、大きな力を必要とする部分なのでしょう。
人間の歩行・走行時の「エンジン」といってもいい部分ですね。
関節の「音」なのですが、なぜ鳴るのか未だによくわかっていないところもあるみたいです。
しかし僕の観察上、関節の動きに引っかかりがあると鳴るように思います。そして、鳴った後は動きがなめらかになります。
ということで、この方はやはり股関節の動きが悪いのだろうと思いました。
約30分コースをご希望で、股関節に影響の大きそうな他の部分も含めて、横隔膜、腰、骨盤、股関節を含めた足全体、を施術させていただきました。
4日後に2回目の来室。同じような症状が出るが、よくなってる、とおっしゃっていました。
その時も同じ部位を施術しましたが、ご相談の結果、違うテクニックを用いて施術をしてみました。
その約10日後にまた来室。
また同じ部位を施術しました。
初回と2回目だと、初回に用いたテクニックの方がよかったとおっしゃるので、そちらで施術させていただきました。
約1ヶ月後にまた来室されたのですが、その間、わりと良い状態が保てていたそうです。
しかし、またちょっと悪くなってので来た、とのことでした。