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2018年12月8日土曜日

変形性膝関節症で膝が痛く水がたまる、足がむくむ

 もともと膝の関節内部には関節液という潤滑油のようなものが存在しているのですが、膝に異常が起きるとその分泌と吸収のバランスが崩れ、いわゆる「水がたまる」状態になってしまうことがあります。

 今回は、膝の骨に変形が見られる「変形性膝関節症」と病院で診断され、膝が痛んで水がたまり、足がむくむ、といらっしゃった方の施術例です。


 毎回約60分コースで、週に1~2回のペースで通っていただきました。

 そして施術も毎回、膝を含めて足腰を中心にさせていただきました。特に膝は、細かく時間をかけた施術を続けました。

 3ヶ月ほど続けた結果、整形外科で水を抜かなくても済むようになったそうです。

 膝の痛みも段々と減っていき、動きも良くなってきました。

 そして、「足のむくみがずいぶん減った」とおっしゃっていただきました。

 これは、これまでにも聞いたことがあるお話なのですが、「変形性膝関節症→膝を主にして血液・リンパ液の循環が悪くなる→足全体がむくみやすくなる」という構図があるように、僕は経験上思うのです。

 ですからその逆に、オステオパシーの施術によってこの度は、「膝のゆがみが整い動きが良くなる→血液・リンパ液の循環が良くなる→足全体がむくみにくくなる」という作用が見られたのではないでしょうか。そして水がたまりにくくなるのも、その一種なのだと思います。


 オステオパシーのような手技療法では、骨の変形をどうこうすることはできません。

 しかし、その周囲の組織の状態を整えることで、このような作用が見られる場合があります。

 ですから変形性膝関節症でお悩みの方は、オステオパシーの施術もご検討してみてはいかがでしょうか?

2018年11月7日水曜日

何年も痛かったあごの痛みが消えた

 片方の「顎(がく)関節」(=あごの関節)に痛みと運動制限があっていらっしゃった方の施術例です。

 何年か前にあごに強い衝撃を受け、その後、整形外科で顎関節を整復してもらったのですが、痛みや運動制限(口をうまく開けられない)がずっと続いていたそうです。

 うちにいらっしゃるまでの間に、整形外科、歯科、口腔外科、接骨院、鍼灸院、などにも通ったそうですが、良くならなかったとのことです。


 初回、約30分コース。あごを含めた頭全体、首、肩甲骨を主に施術させていただきました。

 拝見しますと、あごの関節もそうなのですが、首や肩甲骨周辺にも強い問題がありました。このあたりも、あごと相互に影響し合っていたのだと思います。

 ご本人によると、初回の施術後に明らかに軽くなったそうです。


 2回目以降、一度違う部位を施術したことがありましたが、結局最初と同じ部位を施術し続けながら、定期的に来ていただきました。

 週に2回ぐらいのペースで約2週間、週に1回ぐらいのペースで約1ヶ月と続け、その頃には、開けられなかった口が開くようになり、痛みもやわらいできました。

 後戻りしたような時もありましたが、長い目で見ると、状態はどんどん良くなっていったのです。

 そして、2週に1回、月に1回と、段々と施術の間隔を延ばしていきました。

 間隔を1ヶ月あけていらっしゃっても、「ちょっとかたい感じはするが痛みはない」といった状況で、なかなか良い状態を保てていました。

 結果的に、初回と比べると見違えるような状態になったのです。


 オステオパシーには、頭やあごを施術するテクニックがあります。また、あごの症状には首など他の部位が影響を及ぼしている場合もあり、そういった部分も施術いたします。

 もしあごの調子の悪い方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度ご相談ください。

2018年10月2日火曜日

膝の痛み、足の裏の痛み、下肢(足)全体の痛み

 ある動きをすると膝と足の裏が痛い、そして動作と関係なしに下肢(足)全体が痛い、といらっしゃった方の施術例です。

 ところで、医学の用語では、「痛み」を「運動痛」と「自発痛」に分類することが一般的です。

「運動痛」は動かす時に痛い、「自発痛」は動きと関係なくじっとしてても痛い、としているのです。

 そしてこの分類に従うと、この方の場合は、膝と足の裏は運動痛で、下肢全体の痛みは自発痛といえます。

 また、下肢全体の痛みは、「自発痛」の中でも、いわゆる「神経痛」(体に張り巡らされている神経が反応して痛い)だと思われます。

 捻挫や打撲・骨折などの特殊な事情はありませんでしたし、腰も痛いとおっしゃっていたからです。

 腰から足全体にかけて神経が走っていますので、その経路のどこかに問題が生じると、神経痛が起きる場合があるのです。


 さて施術ですが、いつもの遠り、特別なことをしたわけではありません。

 初回。約60分コースをご希望でしたので、足腰に多めに時間を使い、他、背中から首、肩甲骨の施術をさせていただきました。

 約2週間後に2回目。その時点で、痛み止めを飲んでいるとはいえ、下肢全体の痛みは消えたそうです。そして膝と足裏の痛みが残るとのこと。基本的には初回と同じ部位を施術しましたが、少し時間配分を変え、膝関節をより精密に施術しました。

 以後、約1~3週間に1回のペースで、同じく60分コースで5回ほど施術をさせていただきました。

 施術部位も、状況に応じて少しずつ変化させました。

 そしてその頃には最初の痛みはすべて消え、日常生活に支障はなくなったとのことでした。

 いつも通り特別な施術をしたわけではないのですが、 うまく自然治癒力が働いたようで良かったです。 

2018年9月5日水曜日

不眠

 最初にいらっしゃった時には特に言われていなかったのですが、いつのまにかよく眠れるようになった、という方の施術例をご紹介します。

 まったく別件でいらっしゃっていて、約90分コースを、月に2回ぐらいのペースで受けていた方なのですが、ある時、おっしゃっていました。

「よく眠れず、睡眠導入剤を飲んでいたのですが、ここに来るようになって眠れるようになり、薬も飲まなくなりました」と。


 ここでちょっと、眠りについてのメカニズムをご紹介します。

 体には、交感神経と副交感神経という、2種類の自律神経があります。ともに、細い電気コードのような形で体に張り巡らされています。

 交感神経は、体が緊張・戦闘モードの時に働く神経で、瞳孔を広げたり、筋肉への血流を増やしたりします。体が活動的になるのです。

 一方の副交感神経は、体が安心・休息モードの時に働く神経で、こちらが働くと、胃腸の血流が良くなってお腹がすいたり、眠くなったりします。

 そして、おわかりだと思うのですが、眠りを誘うには、交感神経ではなく、副交感神経が強く働いている状態にならないといけないのです。


 オステオパシーの施術を受けている最中、もしくはその後に、眠くなる、お腹がすく、という方はたくさんいらっしゃいます。

 体の緊張がほぐれることで、副交感神経の働きが強まってそのような現象が起きるのだと思います。

 そしてこの方の場合も、約90分コースで体を全体的にやわらげ、頭への施術もしていましたので、交感神経が過剰に働いていて眠れなかった状態が、変化していったのかもしれません。

 オステオパシーの施術以外の要因もあるのかもしれませんが、とにかくご本人にメリットを感じていただけましたので、お役に立てて良かったと思います。

2018年8月1日水曜日

1回で良くなった腰痛

 2、3日前から腰の右側が痛い、といらっしゃった方の施術例です。

 きっかけは不明で、いわゆる「ぎっくり腰」ではなく、段々と「こり」や「はり」がたまってきて痛くなってきたのだと思います。

 施術は約30分コースで、腰、骨盤、股関節を中心にさせていただきました。

 そして、今回のお話は、これでおしまいです(笑)。


 その後、約3週間後に別件でこの方がまたいらっしゃたのですが、その時にうかがいましたら、「あの時の痛みはあれ以来良くなった」とおっしゃっていました。

 1回の施術の後、すんなりと痛みはおさまったようですね。


 このブログは広告・宣伝の一環として書かせていただいていますので、良い効果が出た思われる施術例だけをご紹介しています。

 ですからもちろん、「ただ気持ちよいだけだった」「別に症状に変化はなかった」という方もいることでしょう。

 また、そもそも病んだ体が治るのは、体に本来備わっている自然治癒力によるものであり、オステオパシーがそれにどの程度影響しているのかもわかりません。

 僕はただ、オステオパシーの施術をして、自然治癒を促そうとしているだけなのです。

(ちなみに「自然治癒力」は、不思議なパワーではありません。生理学では「恒常性」と呼ばれる、体が一定状態を保つメカニズムのことです)

 しかしながら、状況によってはこのように、1回の施術の後すんなりと良くなってしまう場合もあるのです。

 人間の自然治癒力はすごいですね。

 もっとも、それがないと生きてはいられないのですが。

2018年7月3日火曜日

腰痛、肩こり、体のゆがみ、体のメンテナンス

 腰からお尻にかけての痛み、肩こり、でいらっしゃった方の施術例です。

 ただし、さほど症状が強くなく、体のメンテナンスを考えていらっしゃった方でした。

 しかし、おまけとして体のゆがみがけっこう改善されたので、それも含めてご紹介します。

 とはいっても毎度のことながら、特別な施術をしたわけではないのですが…(苦笑)。


 初回。約60分コースを選んでいただき、首から腰までの背骨全体、肩周辺、足全体をさせていただきました。

 そして、時によって施術部位を多少変えつつ、約2週間に1回のペースで、その後定期的に来ていただきました。

 そして、冒頭の症状は決して強まらず、全体にある程度良い状態を保ちながら、体のゆがみも改善していきました


 パッと見て、明らかに体がゆがんでいる方がいます。この方もそうでした。

 体のゆがみというのは、いろいろな部位で起こりますし、探せば誰にでもあります。また、実は毎日良くなったり悪くなったりと、変化しているものでもあります。

 ただし、それが悪い状態で安定していたり、全体として大きくゆがんでいると、いろいろな問題が生じやすくなるのです。

 ちなみに、よく「骨がずれていて」「ボキッと矯正してそれが治る」みたいに言う場合があるのですが、ちょっと違うのですね、それは。

 そのイメージですと、脱臼しているところを整復しているように思えるのですが、いわゆるよくある「体のゆがみ」は、そういうことではないのです。

 また、「ボキッ」という技術だけでなく、いろいろな技術でそれに対応できるのがオステオパシーなのです。

 この方に対しても、「ゆがみ直し用」の特別な施術をしたわけではありません。

 問題のある箇所を細かく見つけ、やわらげていくことで、バランスがよくなり、ゆがみも改善してくるのです。

 そしてそれに伴い、体の他の部分にも良い影響がある、ということです。

2018年6月5日火曜日

どんな姿勢でも施術できます!

 今回の施術例ブログは、個別事例ではなく一般的な話をさせていただきます。


 痛くてあお向けになれない、妊娠中でうつ伏せになれない、など、ある姿勢を保つことが困難なお客さんというのも、珍しくはありません。

 しかし、ご安心ください。

 オステオパシーには、いろいろなテクニックがあります。

 横向きでやる方法や、座ったままでやる方法もあります。

 立ったままは…、やったことはありませんが、できるでしょう。ただ、立ってできるなら座ってもできるでしょうし、そして、もしそうであれば、座っていたほうが皆さんリラックスできて効果も高まるでしょう。だから立ったままをしたことがないのだと思います。

 ちょっと話がそれたかもしれませんが、とにかく、オステオパシーにはいろいろなテクニックがありますので、あらゆる姿勢での施術が可能なのです。

 また、例えばあお向けになれない人、うつ伏せになれない人も、マットやクッションを適切に敷くことで、無理なくその姿勢での施術ができる場合もあります。

 それから、途中で痛みなどの不快感がやわらいできて、最初にできなかった姿勢ができるようになる方もいらっしゃいます。


 ですから、「あお向けになれないから」「うつ伏せになれないから」といった理由で施術を受けるのをためらっている方は、ぜひ一度ご相談ください。

 ちゃんと対策をご用意してお待ちしています。

2018年5月8日火曜日

膝の痛みの再発

 数年前に膝の痛みが現れ、最近は治まっていたという方の施術例です。

 最初、膝には特に痛みがない状態で、別件でいらっしゃいました。

 いつも約60分コースで、2週間に1回程度の間隔で3回ほど施術をさせていただき、全体にある程度調子がよい状態を保てていたのですが、4回目にいらっしゃった時に、少しだけ膝が痛むようだとおっしゃっていました。

 そこで、それまでとは施術方法を変え、膝に多く時間を割くことにしました。

 60分ですので、ある程度広範囲に施術できるのですが、膝にもっとも時間を割き、あとは足全体、背骨全体、肩周辺をさせていただきました。

 約1週間後にいらっしゃった時には、特に膝は問題なかったようです。

 念のため、もう一度同じ方法で施術をさせていただきました。


 体の状態は毎日変化をしています。

 お話をうかがうと、膝の痛みがまた出てくる直前に、スポーツをしたとおっしゃっていました。

 そういったことも原因になったのかもしれません。

 そして、膝周辺に時間を割いてオステオパシーの施術をしたことが、また良い影響を与えたのだと思います。

 いろいろな技術がありますので、同じ部位でも状況に応じた施術ができるのが、オステオパシーなのです。

2018年4月3日火曜日

お尻の痛み、股関節の音が鳴る

 片側のお尻(股関節の裏側)に痛みがあり、そちらの股関節を動かすと音が鳴る、といらっしゃった方の施術例です。

 基本的に、お尻の筋肉は股関節を動かす筋肉の集まりです。

 大きな面積を持つ部分ですから、大きな力を必要とする部分なのでしょう。

 人間の歩行・走行時の「エンジン」といってもいい部分ですね。

 関節の「音」なのですが、なぜ鳴るのか未だによくわかっていないところもあるみたいです。

 しかし僕の観察上、関節の動きに引っかかりがあると鳴るように思います。そして、鳴った後は動きがなめらかになります。


 ということで、この方はやはり股関節の動きが悪いのだろうと思いました。

 約30分コースをご希望で、股関節に影響の大きそうな他の部分も含めて、横隔膜、腰、骨盤、股関節を含めた足全体、を施術させていただきました。


 4日後に2回目の来室。同じような症状が出るが、よくなってる、とおっしゃっていました。

 その時も同じ部位を施術しましたが、ご相談の結果、違うテクニックを用いて施術をしてみました。


 その約10日後にまた来室。

 また同じ部位を施術しました。

 初回と2回目だと、初回に用いたテクニックの方がよかったとおっしゃるので、そちらで施術させていただきました。


 約1ヶ月後にまた来室されたのですが、その間、わりと良い状態が保てていたそうです。

 しかし、またちょっと悪くなってので来た、とのことでした。

2018年3月6日火曜日

顔と首のむくみ、耳鳴り

 施術を受け、メリットを感じていただき、長期間にわたって定期的に来ていただいている方もいらっしゃいます。

 そんな方々のお一人がある時おっしゃったことを、今回はご紹介します。


 その方は、いつも約90分コースで、およそ月に2回のペースで来ていただいていました。

 そしてある時、こうおっしゃったのです。

「施術を受けると、顔のむくみが減りますね。それから、首もそうです。首は以前と比べて、左右のシルエットが均等になってきました。あと、少し耳鳴りがしていたのですが、それもなくなりました」

 顔のむくみに関しては、ご自宅で定期的にしている「あるお手入れ」の際に、ふと気がついたそうです。施術を受けた後は、状態が違うそうなのです。

 確かに、オステオパシーの施術によって、静脈血やリンパ液の流れもよくなるでしょうから、そのようなことはあると思います。

 また首に関しては、むくみが減ってスッキリするとともに、筋肉の緊張度のバランス、首の骨の位置のバランスが変化するため、左右のシルエットが整うこともあるでしょう。

 耳鳴りは、耳の機能に何らかの改善が見られたのだと思います。

 オステオパシーには頭におこなう技術があるのですが、この方の場合は優先順位の関係で、それははおこなっていませんでした。

 しかし、耳鳴りにも変化があったのですね。


 このようにオステオパシーには、僕自身が特に意識もしていなかった部分に対して、良い影響が現れる場合もあるものです。

2018年2月6日火曜日

ばね指

 首と肩のこりと、親指の「ばね指」が気になるといらっしゃった方の施術例です。

 年に1、2回いらっしゃる方で、その時は約半年ぶりぐらいのご来室でした。


 ばね指は、医学的には「弾発指」と呼びます。

 腱鞘炎の一種で、指のつけ根によく現れます。

 まず、腱鞘炎のご説明をしましょう。  

 筋肉が骨と付着する部分は、細長く硬い「腱」という組織になっています。

 そして、指の腱は特に長いのですが、その腱の周りが「腱鞘」という鞘(さや)でくるまれています。

 そこに炎症が起きるのが腱鞘炎です。

 そして「ばね指」ですが、その腱が太くなってしまい、狭くなった腱鞘内を通る際に、引っかかってガクガクと指がはねるような動きを示すので、「弾発指」とか「ばね指」と呼ばれているのです。


 とはいっても、特別な施術をしたわけではありません。

 その人に合った方法で、筋や骨などの組織をやわらげ、ゆがみを整え、体が本来持つ機能を最大限高めようというのが、オステオパシーだからです。


 約90分の時間をいただきましたので、首から腰まで背骨全体、手足と、ほぼ全体的な施術をしました。

 ばね指のある手に関しては、手首や指を、より細かく時間をかけて施術をしました。指に関しては、痛みを与えないよう、炎症部位を刺激しないよう、やさしい方法を用いました。


 そして、また約半年後に来ていただいたのですが、「指はもう気にならない。ここへ来てよくなった」とおっしゃっていただきました。

 もちろん、体の変化にはオステオパシーの施術以外にいろいろな要因が影響しますので、オステオパシーがどの程度良い影響を与えたのかはわかりません。

 しかし、その方にはそう思っていただけたわけで、お役に立てて何よりでした。

2018年1月16日火曜日

どこへ行っても変わらなかった、背中~わき腹~腰のはりと痛み

 背中の下部からわき腹、腰にかけての、はりと痛みを訴えていらっしゃった方の施術例です。

 10年以上前から徐々にはってきていて、現在はとても辛いとのことでした。

 整形外科や整体、接骨院、またジムでのストレッチにも行っていたそうなのですが、それでも変わらないというので、当施術室に来てみたそうです。


 わりと症状が強いようですが、正直、特別な方法があるわけではありません。

 ただ、普通に施術をしてみて、「良さそうだったら通ってみてはいかがでしょうか、頻繁にやっていけば違うかもしれません」とお話しして、施術を始めました。


 約30分コースをご希望で、初回は腰から背中、肩甲骨、横隔膜と、体の中心部分をやわらげました。


 2回目は4日後のご来室。

 初回の施術後は、はりが軽くなったそうです。ただ、また元に戻ってきたとのこと。

 しかし、はる部分が変化してきて、総合的には前回よりも良さそう、とのことでした。

 2回目以降も約30分コースご希望で、同じ部位を施術していきました。


 初回から数えると、週に2回程度のペースで、まず4回の施術をしました。

 その頃には、はりの強さが減り、特に気にならない日も出てきたとのことです。

 また僕が観察していても、最初は傾いていた体が、バランスよくなってきたように思えます。実際に触る部分も、段々やわらいできたようです。

 
 その後は、およそ週に1回のペースで6回、同じ部位への施術を続けました。

 一進一退はありましたが、基本的には良くなっていきました。

 そして、はりと痛みはほぼないような状態になり、2週間に1回の施術を2回。

 最後は、特に問題なさそうなので様子を見たいとのことで、ご来室を終了されました。


 当施術室でオステオパシーを受けるとともに、他のところへも行かれていましたので、何がどう作用して症状が消失したのかは、正直わかりません。

 ただ、オステオパシーにはオステオパシーの観点があり、それに基づいた施術によって、何らかのお役に立てたのではないかと思います。