背中の下部からわき腹、腰にかけての、はりと痛みを訴えていらっしゃった方の施術例です。
10年以上前から徐々にはってきていて、現在はとても辛いとのことでした。
整形外科や整体、接骨院、またジムでのストレッチにも行っていたそうなのですが、それでも変わらないというので、当施術室に来てみたそうです。
わりと症状が強いようですが、正直、特別な方法があるわけではありません。
ただ、普通に施術をしてみて、「良さそうだったら通ってみてはいかがでしょうか、頻繁にやっていけば違うかもしれません」とお話しして、施術を始めました。
約30分コースをご希望で、初回は腰から背中、肩甲骨、横隔膜と、体の中心部分をやわらげました。
2回目は4日後のご来室。
初回の施術後は、はりが軽くなったそうです。ただ、また元に戻ってきたとのこと。
しかし、はる部分が変化してきて、総合的には前回よりも良さそう、とのことでした。
2回目以降も約30分コースご希望で、同じ部位を施術していきました。
初回から数えると、週に2回程度のペースで、まず4回の施術をしました。
その頃には、はりの強さが減り、特に気にならない日も出てきたとのことです。
また僕が観察していても、最初は傾いていた体が、バランスよくなってきたように思えます。実際に触る部分も、段々やわらいできたようです。
その後は、およそ週に1回のペースで6回、同じ部位への施術を続けました。
一進一退はありましたが、基本的には良くなっていきました。
そして、はりと痛みはほぼないような状態になり、2週間に1回の施術を2回。
最後は、特に問題なさそうなので様子を見たいとのことで、ご来室を終了されました。
当施術室でオステオパシーを受けるとともに、他のところへも行かれていましたので、何がどう作用して症状が消失したのかは、正直わかりません。
ただ、オステオパシーにはオステオパシーの観点があり、それに基づいた施術によって、何らかのお役に立てたのではないかと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿
*コメントをいただけると大変嬉しいです。ただし、一般公開に不適切だと思えるコメントは削除させていただきますので、あらかじめご了承ください