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2018年2月6日火曜日

ばね指

 首と肩のこりと、親指の「ばね指」が気になるといらっしゃった方の施術例です。

 年に1、2回いらっしゃる方で、その時は約半年ぶりぐらいのご来室でした。


 ばね指は、医学的には「弾発指」と呼びます。

 腱鞘炎の一種で、指のつけ根によく現れます。

 まず、腱鞘炎のご説明をしましょう。  

 筋肉が骨と付着する部分は、細長く硬い「腱」という組織になっています。

 そして、指の腱は特に長いのですが、その腱の周りが「腱鞘」という鞘(さや)でくるまれています。

 そこに炎症が起きるのが腱鞘炎です。

 そして「ばね指」ですが、その腱が太くなってしまい、狭くなった腱鞘内を通る際に、引っかかってガクガクと指がはねるような動きを示すので、「弾発指」とか「ばね指」と呼ばれているのです。


 とはいっても、特別な施術をしたわけではありません。

 その人に合った方法で、筋や骨などの組織をやわらげ、ゆがみを整え、体が本来持つ機能を最大限高めようというのが、オステオパシーだからです。


 約90分の時間をいただきましたので、首から腰まで背骨全体、手足と、ほぼ全体的な施術をしました。

 ばね指のある手に関しては、手首や指を、より細かく時間をかけて施術をしました。指に関しては、痛みを与えないよう、炎症部位を刺激しないよう、やさしい方法を用いました。


 そして、また約半年後に来ていただいたのですが、「指はもう気にならない。ここへ来てよくなった」とおっしゃっていただきました。

 もちろん、体の変化にはオステオパシーの施術以外にいろいろな要因が影響しますので、オステオパシーがどの程度良い影響を与えたのかはわかりません。

 しかし、その方にはそう思っていただけたわけで、お役に立てて何よりでした。

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