先日、ある方の施術を終えた際に、「声がよく出るようになった」という感想をいただきました。また、管楽器(吹いて音を出す楽器。吹奏楽器ともいう)の演奏をする方に「音がよく出るようになった」というご感想をいただいたこともあります。そこで今回のこのブログは、一般論としてオステオパシーの「声」や「(管楽器を演奏する際の)音」についての影響についてご紹介します。
結論として、オステオパシーの施術によって体のいろいろな部分をやわらげることで、声や音への良い影響があるのではないかと、僕は思っています。考えてみると、以下のような現象が起きるのではないかと思うのです。
- 背骨や横隔膜・肋骨への施術→横隔膜や肺の動きがよくなり肺活量が増す
- 首や頭への施術→自律神経への作用を介して舌の筋や発声の筋がよく動くようになる
- 施術全体→心や体の緊張がほぐれ、思った通りに体を動かしやすくなる
ちなみに、前述の管楽器の演奏をする方は、定期的に施術にいらっしゃってご自身のパフォーマンスを管理されていたようです。「声が出にくい」「音が出にくい」「もっと声を出したい」「もっと音を出したい」とお考えの方は、一度オステオパシーを試してみてはいかがでしょうか。
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