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2015年8月8日土曜日

股関節の後側の痛み

 歩いていると、右のお尻の、股関節の後ろあたりに鈍痛が出て、足が前に出にくくなってくる、という訴えでいらっしゃった方の施術例です。

 一年近く前からその症状があり、病院にも行ったのですが、これといった対処法もなかったそうです。

 僕はいつも、「様々な要因が複雑に絡み合って日々変化しているのが人体なので、痛みの原因を一つに特定するのは難しい」と思っています。

 この方に対しても同じで、とりあえず施術をし、股関節周辺を含めた体の機能を高めることにしました。

 腰の骨から足にかけて走っている神経にもいい影響を与えるため、背中の骨の下の方から腰の骨にかけてと、股関節も含めた左右の足全体を施術することにしました。

 施術時間は60分。週に1回のペースで施術をしていきました。

 当初、やはり腰や股関節はかたさが強く、途中、股関節をやわらげる運動の指導もさせていただきました。

 初回から少しずつ変化があり、日によって波はあるものの、基本的傾向として痛みは段々軽くなっていきました。

 そして初回から3ヶ月を過ぎた頃、その方がおっしゃいました。

「今週はとても調子がよかったです。まるで、外れてた骨が元に戻ったみたいで、いくらでも歩けそうです」

 実際には外れてた骨が元に戻ったわけではないのですが、急に痛みが「消えた」ような変化があったそうです。

 笑顔でそう言われ、こちらも嬉しくなりました。

 その急変については、僕には理由がわかりません。特別な施術をしたわけではないからです。

 ただ、基本的には良くなってきていましたので、色々な要因が重なって、ある時を境に急に痛みが減ったのでしょう。

 次の週にいらっしゃたときにも状態は変わらず好調で、そこで施術を止めるか、徐々に施術頻度を減らしていくかという選択肢をご提案しましたが、その方は後者を選ばれました。

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