ある方の施術例をご紹介します。
主訴は、腰の下の方からお尻の上の方にかけての痛み。
もともとその辺りが良くないようなのですが、一週間ほど前から痛みが強くなり困っているとのことでした。
他に、ふくらはぎの疲れと肩こりも気になるそうです。
ご本人の希望で、30分で施術をすることになりました。
優先順位をつけて、骨盤部と腰の骨に時間を割きます。あと、ふくらはぎと肩周辺を、時間の許す限り施術。
初回施術後、この方はいらっしゃいませんでした。
そういうとき、良くなって施術が必要なくなったから来ないか、施術効果がないと判断したために来ないか、という二つの可能性が考えられます。
施術者としては前者であって欲しいものですが、僕も神様ではありませんので、後者のような方も一定数おられるはずだとは、十分承知しています。
オステオパシーの施術は基本的に、どんな状況の方でも「より良い」状態にすることができる方法ですので、もう二度と来ないというのは、やはり「効果なかったのかな」とも考えてしまいますが・・・。
ところがこの方は、3ヶ月後にまたいらっしゃいました。
お話をうかがうと、初回の施術以来、ずっと調子が良かったそうなのです。
2回目は、違うところが気になるとのことで、違う部位への施術をしました。
この方のように、急に痛みが強まった場合は、一回施術しただけで良くなってしまうこともあるのです。
0 件のコメント:
コメントを投稿
*コメントをいただけると大変嬉しいです。ただし、一般公開に不適切だと思えるコメントは削除させていただきますので、あらかじめご了承ください