腰からお尻にかけて慢性的に重く、ひどいときは片足全体にかけて神経痛が出る、という方の施術例です。
病院でX線撮影をしたところ椎間板ヘルニアがあると言われたそうですが、X線ではヘルニアそのものは撮影できないので、そのお医者さんは推察でヘルニアだろうと言ったのだと思います。
しかしどちらにせよ、オステオパシーのような施術が有効な場合もあります。
初回は60分の時間をいただき、足腰全体と、頭蓋骨オステオパシーの施術をしました。
頭蓋骨オステオパシーとは、頭から仙骨(俗にいう尾てい骨)までをセットで捉えて施術し、その中を走っている脳や脊髄(神経の塊)の機能向上を狙う方法です。
腰周辺には症状がありますし、足の神経痛には腰が影響していることが多いです。また、症状のない反対の足もしておくとバランスがよくなります。
そんな理由で、足腰全体と頭蓋骨オステオパシーの施術をしたのです。
約2週間後に2回目の来室。
施術後にとても良くなったそうですが、(2回目の来室の)前日に腰の右側からお尻にかけてまた痛みが出てきたとの事です。
初回と同じ施術をしました。
以後、その5日後に3回目、その18日後に4回目、その1ヵ月後に5回目の施術をしました。施術部位はずっと同じでした。
ご都合上、規則的な来室が難しい方でしたが、波はあれども基本的には良い方向に向かって行ったようです。
神経痛が「眠れない程ではなくなった」という状況に変化していったので、6回目からは頭蓋骨オステオパシーをやめ、背中の骨や肩甲骨への施術を加えてみました。
自覚がないけど悪いところというのはあり、それが他の部位に影響することもありますので、広範囲にいろいろなところをやわらげた方がいい、という判断です。
7回目も同じ施術をし、8回目は、また少し施術部位を変更しました。
その時には、ふくらはぎにはりがあるが、全体的にはだいぶ良く、腰痛のベルトをしない日も増えてきた、とおっしゃっていました。
9回目は、まだお見えになっていません。
0 件のコメント:
コメントを投稿
*コメントをいただけると大変嬉しいです。ただし、一般公開に不適切だと思えるコメントは削除させていただきますので、あらかじめご了承ください