職業上腰に負担がかかりやすく、下腰部(腰の下の方、尾てい骨の近く)に痛みを訴えていらっしゃった方の施術例です。
月に1・2回、30分もしくは60分の施術を繰り返しました。
日頃痛みがまったく消えている状態ではないようですが、最初と比べるとだいぶ楽になっているとおっしゃっていました。
加えて、ある時こんなこともおっしゃっていました。
「便秘とまではいかないけど、お腹の調子があんまり良くなかったんですが、最近それも良くなってきました。何か関係があるんですか?」
もちろんその時ご本人には説明しましたが、このブログでも僕の答えを記しておきます。
お腹の調子には、食事や運動・ストレスなどいろいろな条件が影響しますので、オステオパシーの施術が100パーセントの影響を及ぼすわけではありません。それは前提としておいてください。
しかし、それでもある割合で、施術したことは関係があると思うのです。
ゆがんでかたくなった腰がやわらかくなることで、腸の位置や腸の動きが変化します。また、施術は自律神経の働きや血液の流れも変化させますので、その点もお腹の調子に影響を与えます。
こんな理屈なのです。
そのため、腰の施術をしていたこの方の、お腹の調子も良くなってきたというわけです。
ちなみに、この方には施術していませんが、お腹を直接施術する方法もあります。
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