ある方の施術例です。
もともと他の症状でいらっしゃった方なのですが、そちらが一段落したところで、こういう話をうかがいました。
「腸をマッサージすると免疫力が上がると、テレビでやっていた」
―その時に、「オステオパシーには、『内蔵マニピュレーション』という直接臓器にアプローチする方法がある」とお話ししたところ、それをやって欲しいとおっしゃられたので、その施術をすることにしました。
テレビでの話を考慮して、小腸から大腸への施術をすることしました。
加えて、腸に対してより良い影響を与えるため、腰への施術もすることにしました。
次にいらっしゃったときにうかがうと、腸へのアプローチはとても良かったそうです。
便通が良くなったそうなのです。
以後、この方への施術には、腸への施術を加えることにしました。
最近は、腸を含めた腹部が段々とやわらかくなっているのを、僕も感じています。
さて、この方のように直接「腸」を施術しなくても、施術を受けて便通が良くなったという声は、結構うかがいます。
筋骨格系がやわらぎ、体のバランス、血液の流れ、神経の働きが良くなることで、腸の働きにもいい影響があるのでしょう。
さらにこの方のように、腸を直接施術することで、より良い影響があると思います。
便秘でお悩みの方は、ぜひ一度オステオパシーの施術をお試しください。
ちなみに、免疫力というのは、いろいろな要因によって常に変化しています。
腸へのマッサージがそれに良い影響を与えることはあると思いますが、「腸をマッサージすると免疫力が上がる」という言い回しは、誤解を招く表現というか、不正確な表現というか、つまりは、番組を盛り上げるための大げさな表現だと言えると思います。
それだけが全てではないということです。
この方には、それをご説明の上、腸への施術をさせていただきました。
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