片側の腕を挙げると痛い、といらっしゃった方の施術例です。いわゆる「肩が痛い」という状況です。
約30分コースをご希望で、とにかく肩関節周辺に時間を使いました。
肩は「臼」に「球」が入り込んだような構造をしており、人体の中でも特に自由度が高い関節で、いろいろな方向に動きます。
オステオパシーとしてできることは、それをとにかく、やわらげること。それも、いろいろな方向へ、です。
実際、肩が痛いといらっしゃる方は、あちらの方向へ動かすとあまり痛くない、こちらの方向へ動かすと痛い、というふうに、動きによって痛み方や可動範囲が異なっているものです。
この方に対しても、時間をかけて肩関節周辺をいろいろな方向へ動かしてやわらげました。
また、肩に影響を及ぼしそうな部分、例えば首や腕などにも、時間が許す範囲で施術をさせていただきました。
結果として、週に1回ぐらいのペースで6回ほど施術を続けたところ、痛みはだいぶやわらいだようです。
そして他に気になる部分があったので、肩にさいていた時間を減らし、そちらに回すことにしました。
ちなみにこの方がいらっしゃった時期に、同じく肩が痛いといらっしゃる方が多かった気がします(別に数えたわけではない)…。偶然だと思いますが。
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