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2015年9月7日月曜日

外傷後の首の痛み

 転んで顔を打ち、病院で診てもらい、骨折はなかったのだがそれから首が痛い、という方の施術例です。

 このようなケースでは、基本的に首を「捻挫した」と思っていただければよいと思います。

 捻挫とは、関節に急激な力がかかり、周辺の筋肉や靭帯などの組織を傷めてしまった状態なのですが、基本的にこれは、時間が経てば傷んだ組織が回復してきて、治ります。

 しかしその過程で、傷んだ組織がこわばってしまい、そのために痛みが残る、というケースも多いものです。

 ですからその場合は、こわばってしまった部分をやわらげて、血流と神経の働きを良くすることで、痛みが軽くなってきます。そしてオステオパシーなどの手技療法は、その役割を担えると思います。


 初回は60分。腰から首まで背骨全体、それから肩甲骨を施術しました。

 首の動きには背中も大きく影響していますし、さらには腰も影響があります。また、肩甲骨と首も連結する筋肉があり、重要度は高いです。そこで、こういう施術をしました。

 約2週間後に2回目。だいぶよくなったそうですが、まだ首の痛みが残り、また、右肩周辺に痛みやしびれが出るときがある、とのことです。

 右肩周辺の症状は、首が原因で神経の働きが悪くなっているのだと思われます。

 その時は30分をご希望でしたので、背中の上半分から首、それから肩甲骨の施術をしました。

 約1週間後に3回目、それから、その2週間後に4回目の施術をしました。ともに2回目と同じ部位です

 首周辺の組織、そして症状も、段々とやわらいでいきました。

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